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平成21年 9月 決算特別委員会-09月10日-02号

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  1. 八戸市議会 2009-09-10
    平成21年 9月 決算特別委員会-09月10日-02号


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    平成21年 9月 決算特別委員会-09月10日-02号平成21年 9月 決算特別委員会 決算特別委員会記録(第2日目) ─────────────────────       平成21年9月10日(木)  ──────────────────── 出席委員(18名)              森園秀一 君              島脇一男 君              壬生八十博君              夏坂 修 君              三浦隆宏 君              三浦博司 君              古舘傳之助君              立花敬之 君              坂本眞将 君              山名文世 君              畑中哲雄 君              石橋充志 君              八嶋 隆 君
                 寺地則行 君              秋山恭寛 君              山口広道 君              前澤時廣 君              吉田博司 君  ──────────────────── 欠席委員(なし)  ──────────────────── 説明のため出席した理事者   教育長        松山隆豊 君   病院事業管理者    三浦一章 君   監査委員       大野善弘 君       〃      藤井暎也 君       〃      荒川重雄 君   南郷区役所長     沼畑龍男 君   防災安全推進室長   白川文男 君   財政部長       田名部政一君   産業振興部長     高谷勝義 君   市民生活部長     林隆之介 君   環境部長       中嶋幸一郎君   下水道事務所長    関川 裕 君   建設部長       田中 博 君   都市整備部長     妻神敬悦 君   市民病院事務局長   松浦伸一 君   看護局長       中里志保子君   交通部長       川村岩次郎君   教育部長       芝 俊光 君   博物館長       小笠原忠志君   総務部理事      橋本寿夫 君   南郷区役所次長    宮崎光弥 君   企画総務課長     山地信男 君   市民生活課長     曽我安博 君   政策推進課長     石田慎一郎君   防災安全推進室副室長 新谷宗治 君   財政部次長兼財政課長 梅内昭統 君   財政部次長兼資産税課長              獅子内善美君   納税統括監兼収納課長              堺 俊昭 君   管財契約課長              原田悦雄 君   住民税課長              青田 薫 君   中央卸売市場長              元沢達男 君   水産事務所長              工藤良弘 君   水産事務所副所長兼水産振興課長              熊谷忠勝 君   中央卸売市場次長              松橋照雄 君   健康福祉部次長兼定額給付金・子育て応援特別手当給付室長              池本伸也 君   健康増進課長     加賀仁志 君   介護保険課長     日山克之 君   高齢福祉課長     田名部源一君   市民生活部次長兼市民課長              大村典康 君   市民生活部次長兼国保年金課長              工藤 哲 君   国保年金課参事              長久保恵子君   文化スポーツ振興課長              石塚勝栄 君   下水道事務所副所長  岩藤寿通 君   下水道業務課長    鬼柳 裕 君   下水道建設課長    風穴秀幸 君   下水道施設課長    成田忠義 君   建設部次長兼建築住宅課長              今泉豊久 君   都市整備部次長    石黒一之 君   都市政策課長     在家秀則 君   区画整理課長     石橋純二 君   駅西区画整理事業所長 長谷川睦雄君   駅西区画整理事業所副所長              安ヶ平茂 君   市民病院事務局次長  佐藤雅英 君   管理課長       松田哲朗 君   物流施設課長     高橋信幸 君   物流施設課参事    畑崎 茂 君   医事課長       栄田千鶴子君   副看護局長      吉田留美子君   薬局長        平賀 元 君   次長兼運輸管理課長  小林佳人 君   教育部次長      赤坂正廣 君       〃      伊藤有信 君   教育部次長兼文化財課長              工藤竹久 君   教育総務課長     古川 智 君   学校教育課長     高野康一 君   北地区給食センター所長              中村賢一 君   教育指導課長兼総合教育センター所長              前田 稔 君   総務部副理事     嶋津 明 君       〃      小向洋一 君
      総 務 部 参 事  岩間祥郎 君       〃      深沢栄悦 君       〃      伊藤久雄 君  ──────────────────── 職務のため出席した職員   事務局長       山内 隆   次長兼議事課長    東森直人   副参事(議事グループリーダー)              秋山直仁   主査         和田 智   主事         白藤 渉    〃         毛利誠司  ────────────────────         午前10時00分 開会 ○前澤 委員長 これより決算特別委員会を開きます。  昨日に引き続き、認定第1号の審査を行います。  第9款消防費の説明を求めます。 ◎梅内 財政部次長兼財政課長 おはようございます。それでは、決算書の324ページをお開き願います。  第9款消防費について御説明申し上げます。  予算現額は29億96万円であり、支出済額は28億9673万5963円でございます。不用額は422万4037円で、執行率は99.9%となるものでございます。  1項1目常備消防費は、消防本部・八戸消防署庁舎新築事業費を含む19節の八戸地域広域市町村圏事務組合に対する負担金が主なものでございます。  2目非常備消防費は、326ページにわたりますが、消防団の運営に係る経費でございまして、南郷消防団については1節の報酬のほか物件費等で、八戸消防団については13節の消防団事務委託料で対応したものであります。3目水防費は、水防関係に要した経費でございます。  4目災害対策費は、防災対策及び防災訓練に要した経費でございますが、328ページに参りまして、15節の防災倉庫外構整備及び防火水槽等設置工事費、19節の県防災ヘリコプター連絡協議会負担金が主なものでございます。  5目防災コミュニティセンター費は、13節の同センターの指定管理料などの管理運営経費でございます。  以上で第9款消防費の説明を終わります。 ○前澤 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。 ◆島脇 委員 おはようございます。通告してありました災害協定についてお伺いいたします。昨年の2月に、大規模災害が発生した場合に、建設業の関係6団体と、市が管理する道路とか河川とか、その他の公共施設などの応急復旧についての支援協力協定を締結されているわけですけれども、ことしの3月の定例会において小屋敷議員の一般質問に対して、協定の具体的な運用のためには細則やマニュアルの整備が必要であり、連絡協議会を早期に設置したいとの答弁があったわけです。その後どのようになっているのか、これは庁内に関係する各担当が、例えば建設、港湾、環境、学校等いろいろあると思うのですが、これが開催されたのかということをちょっとお伺いしたいと思います。 ◎新谷 防災安全推進室副室長 お答え申し上げます。  関係6団体との協定締結ということで、個別の協定は締結していたのですが、小屋敷議員から昨年の9月とことしの3月定例会で、複合的な災害が発生した場合の横の連絡体制とかが必要ではないかという質問をいただいておりました。  それで、関係各課ということで、先ほど島脇委員がおっしゃられた関係課が集まって勉強会を開催しております。連絡調整協議会なりマニュアルなり、どういうものが必要なのかということをまず関係課と調整いたしまして、調整がつき次第、業界の方たちに連絡して、早期に協議会の設置なり、必要なマニュアルについて策定していきたいと思っております。  以上です。 ◆島脇 委員 それでは、まずその勉強会が1回行われたということで、具体的にはまだ深くは入っていないということでよろしいのですか。 ◎新谷 防災安全推進室副室長 以前、業界の6団体を回りまして、各団体の考え方なりを伺いました。それを持ち帰って各課に投げかけたのですが、やはりまだ微調整しなければ1歩進めないということで、各課で、業界が考えているもののうち実際にできるものと、できないものとを整理した上で、こちらで調整して、業界との話し合いに持っていかないとまとまらないだろうということで、今各課で勉強と言いますか調整している段階です。  以上です。 ◆島脇 委員 そうすると、今後のスケジュールがまだ見えないのか、それとも大体このくらいまでにはこの程度までやっていこうとかという、そのスケジュール的なものはまだ出ていないのですか。  というのは、余り長くかかっていると、もし災害が起きた場合に、こういう話が出ていたのに何もしていなかったというようなことにもなりかねないし、市民にも多大な影響を与えると思いますので、もしスケジュールがわかっていたらお知らせ願いたいと思います。 ◎新谷 防災安全推進室副室長 災害とかそういう事故はいつ起こるかわからないということで、今、委員がおっしゃられているとおり、悠長に構えてはいられないという認識はしております。ただ、やはり業界と行政側との調整という点で、早期に協議の場を持ちたいとは思っているのですが、いつまでにできるのだという質問に対しては、今は、できれば年度内にということで、それが早いのか遅いのかということになるかと思いますが、早期に何とか進めていきたいと思っております。  以上です。 ◆島脇 委員 わかりました、いろいろな問題があると思いますけれども、できるだけ早目にスケジュールを組んで調整をとっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○前澤 委員長 以上で事前通告による質疑を終わります。  ほかに御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○前澤 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で第9款消防費の質疑を終わります。  第10款教育費の説明を求めます。 ◎梅内 財政部次長兼財政課長 それでは、決算書の330ページをお開き願います。  第10款教育費について御説明申し上げます。  予算現額は80億9555万3000円であり、支出済額は76億3050万6312円でございます。翌年度への繰越額は、継続費逓次繰越に基づく仮称・是川縄文館建設事業費の6990万円及び繰越明許費に基づく八戸市学生寮解体事業費小学校建設事業費及び中学校建設事業費を合わせた額の2億3104万4750円でございます。不用額は1億6410万1938円で、執行率は94.3%となるものでございます。  1項1目教育委員会費は、1節の教育委員及び学校評議員の報酬、教育総務課、学校教育課、教育指導課などの職員の人件費、物件費のほか、13節の用務員業務委託料スクールバス運転業務委託料、332ページに参りまして、19節の田代小学校中学校組合負担金、八戸市学生寮償還金補助金私立高等学校助成補助金青森県立八戸水産高等学校創立100周年記念事業補助金、21節の奨学金貸付金、23節の田代小学校中学校組合に対する普通交付税の返還金が主なものでございます。翌年度への繰越額は、繰越明許費に基づく八戸市学生寮解体事業費7131万4000円でございますが、関係機関との調整に不測の日数を要したことにより平成21年度に繰り越したものであります。  2目指導費は、1節のスクールソーシャルワーカーの報酬のほか、8節の心の教室相談員などに対する謝礼、19節の児童・生徒文化活動促進費補助金が主なものでございます。  334ページに参りまして、3目教育センター費は、同センターの管理運営に要した経費でございますが、1節の教育相談員、適応指導教室指導員の非常勤職員及び学校図書館支援センター職員などに対する報酬、2節の外国語指導助手15名及び教育センターの職員の人件費、物件費のほか、教育情報ネットワークシステム運用のための12節の通信運搬費、336ページに参りまして、13節の教育情報ネットワークシステム運用委託料及び14節のOA機器等借上料のほか、13節に戻りまして学力調査委託料が主なものでございます。  4目市民大学講座費は、338ページにわたりますが、市民大学講座を実施するために要した経費でございます。  5目特別支援教育推進費は、1節の特別支援教育アシスタント報酬のほか、特別支援教育を推進するために要した経費でございます。  2項1目学校管理費は、340ページにわたりますが、小学校47校の管理運営に要した職員の人件費、物件費などでございます。  2目教育振興費は、18節の教材等に係る備品購入費、20節の準要保護児童学用品通学用品等扶助費が主なものでございます。  3目学校建設費は、342ページに参りまして、13節の桔梗野小学校校舎島守小学校屋内運動場耐震補強設計委託料、小中野小学校校舎及び屋内運動場、柏崎小学校校舎及び屋内運動場、吹上小学校校舎の耐震診断業務委託料、15節の桔梗野小学校外構工事費、中居林、八戸、多賀台、湊、鳩田小学校などの営繕工事費、下長小学校校庭造成工事費が主なものでございます。翌年度への繰越額は、繰越明許費に基づく耐震診断業務委託料などの1億1719万6300円でございますが、関係機関との調整に不測の日数を要したことにより平成21年度に繰り越したものであります。  4目学校騒音防止対策費は、13節の高館小学校の防音機能復旧事業に係る現況調査・基本設計委託料が主なものでございます。  3項1目学校管理費は、344ページにわたりますが、中学校25校の管理運営に要した職員の人件費、物件費などでございます。  2目教育振興費は、18節の教材等に係る備品購入費、346ページに参りまして、20節の準要保護生徒学用品通学用品等扶助費が主なものでございます。  3目学校建設費は、13節の白銀、鮫中学校の校舎及び屋内運動場、小中野、第一、第二中学校の校舎の耐震診断業務委託料、15節の第三中学校屋内運動場増改築工事費、三条、明治、市川中学校などの営繕工事費、北稜中学校校庭造成工事費が主なものでございます。翌年度への繰越額は、繰越明許費に基づく耐震診断業務委託料の4253万4450円でございますが、関係機関との調整に不測の日数を要したことにより平成21年度に繰り越したものであります。  4項1目幼稚園費は、市立豊崎幼稚園の管理運営に要した人件費、物件費のほか、348ページに参りまして、19節の就園奨励費補助金、私立幼稚園補助金、第3子保育料軽減事業費補助金が主なものでございます。  5項1目社会教育総務費は、1節の社会教育委員、社会教育指導員の報酬、文化財課、社会教育課、文化スポーツ振興課の職員の人件費、物件費のほか、8節の学校支援コーディネーターなどに対する謝礼、350ページに参りまして、19節の連合PTA補助金、文化協会補助金が主なものでございます。  2目青少年対策費は、青少年健全育成推進に要した経費でございますが、13節の青少年海外派遣事業委託料、352ページに参りまして、すこやかテレホン事業委託料、19節の子ども会育成連合会など関係団体への負担金、補助金が主なものでございます。  3目公民館費は、市公民館、地区公民館、瑞豊館、南郷公民館の管理運営に要した経費でございますが、1節の館長及び非常勤主事の報酬、社会教育課の職員の人件費、354ページに参りまして、15節の市公民館、是川、館公民館及び南郷公民館の施設改修工事費、17節の仮称・白山台公民館建設用地購入費が主なものであります。  4目図書館費は、図書館、図書情報センター及び南郷図書館の管理運営に要した職員の人件費、物件費のほか、358ページに参りまして、18節の図書等購入費が主なものでございます。  5目視聴覚センター費は、児童科学館の管理運営に要した職員の人件費、物件費のほか、360ページに参りまして、18節の視聴覚教材等購入費、19節の青少年のための科学の祭典実行委員会負担金が主なものでございます。  362ページに参りまして、6目博物館費は、364ページにわたりますが、博物館、縄文学習館、南郷歴史民俗資料館の管理運営に要した職員の人件費、物件費のほか、常設展、特別展の開催経費が主なものでございます。  7目南部会館費は、13節の同会館の指定管理料が主なものでございます。  8目美術館費は、368ページにわたりますが、同館の管理運営に要した職員の人件費、物件費のほか、常設展、特別展の開催経費が主なものでございます。  9目文化財保護費は、13節の丹後平古墳群清掃等委託料のほか、史跡保護のための委託料、蕪島ウミネコ繁殖地保護監視業務委託料、郷土芸能保存のためのビデオ等製作委託料、370ページに参りまして、15節の丹後平古墳群環境整備工事費、17節の史跡根城跡用地購入費が主なものでございます。  10目文化財調査費は、372ページにわたりますが、田向、新井田古舘、田面木など市内の遺跡の発掘調査等に要した経費でございます。  11目是川縄文の里整備事業費は、是川遺跡公開トーク及び是川遺跡パネル展の開催経費、13節のレプリカ製作等委託料、仮称・是川縄文館建設に係る15節の用地造成等工事費、374ページに参りまして、17節の中居、堀田遺跡の用地購入費、22節の建物移転等補償費が主なものでございます。継続費の逓次繰越は、仮称・是川縄文館建設に係る工事監理等委託料及び工事請負費の6990万円でございますが、平成20年度の未執行分を平成21年度に繰り越したものであります。  12目八戸南部氏庭園整備事業費は、春、秋に一般開放するための経費のほか、13節の樹木剪定等委託料が主なものでございます。  13目史跡根城の広場費は、13節の同施設の指定管理料、15節の根城跡環境整備工事費が主なものでございます。  14目公会堂費は、13節の同施設の指定管理料、376ページに参りまして、15節の施設整備工事費、19節の公会堂退職手当負担金が主なものでございます。  15目文化ホール費は、南郷文化ホールの管理運営経費でございますが、13節の管理運営業務委託料、公演等委託料が主なものでございます。  378ページに参りまして、6項1目保健体育総務費は、1節の学校医、学校歯科医、学校薬剤師などの報酬、文化スポーツ振興課の職員の人件費、物件費のほか、12節の児童生徒等の心電図検査などの手数料、380ページに参りまして、19節の日本スポーツ振興センター共済掛金、中学校及び高等学校の各種スポーツ大会補助金、20節の要・準要保護児童生徒医療給付費扶助費が主なものでございます。  2目社会体育振興費は、1節の体育指導委員報酬学校体育施設開放事業関係経費のほか、19節の青森県アイスホッケー連盟事業補助金日本学生氷上競技選手権大会実行委員会補助金を初め、各種スポーツ大会への負担金、補助金が主なものでございます。  382ページに参りまして、3目体育施設管理費は、市の体育施設の管理運営経費でございますが、13節の南郷体育館等南郷区の体育施設の管理のための管理業務等委託料、八戸市体育館等旧八戸市の体育施設の管理のための体育館等指定管理料、15節の八戸市体育館ボイラー煙突耐震改修工事費が主なものでございます。  4目体育施設整備費は、15節の南郷体育館改修工事費でございます。  384ページに参りまして、5目学校給食管理費は、学校給食に係る学校教育課の職員の人件費、物件費のほか、20節の準要保護児童生徒学校給食費扶助費が主なものでございます。  6目特別会計整備費は、28節の学校給食特別会計に対する繰出金でございます。  7目国民体育大会費は、第64回国民体育大会冬季大会の開催に要した経費でございますが、職員の人件費、386ページに参りまして、19節の青森県実行委員会負担金が主なものでございます。  以上で第10款教育費の説明を終わります。 ○前澤 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。 ◆畑中 委員 2つ通告してありましたので、お聞きします。学校耐震化の事業、ことしは計画どおりやるということになるのでしょうけれども、この決算ではなくて、これの関連で、ことしの国のほうで補正をしたんだが、それが凍結というようなことで、この影響がないかどうか、市でも計画してあると思うのですが、ことしの計画についてだけお聞きしたい。 ◎古川 教育総務課長 お答え申し上げます。  今、未執行分の補正予算の執行停止というふうなことでいろいろな検討がなされているというふうに承知はしております。ただし、学校施設の耐震化につきましては、今年度予算化した耐震診断、それから補強等の設計等は、それぞれ発注済みあるいは今発注の準備を進めていて、間もなく発注というふうなことで、予算の執行途中にあるというふうに考えておりますので、今の執行停止の議論がどのような結果になるのか、注視しなければならないところですが、八戸市の耐震化事業の実態とすると、既に進んでいるというふうに承知しております。  以上です。 ◆畑中 委員 計画して、実際にもう発注するというような段階で、これが執行停止されると大変困るわけですから、この辺はちょっと、言うべきことは言っていかなければならないのではないかというようなことだけ申し上げて終わりたいと思います。  次にアイスホッケー連盟への補助金は当初、南部山のスケート場が経営困難ということで、営業をやめるというようなことから、やはりやめては困るということで出した補助金というふうに我々は経緯を見ていたのですが、その後、この南部山の経営は、この補助金を出したことでうまくいっているのか、それとも大変で、ことしやめなければならないのか、その辺はちょっとつかんでいるところがありましたら教えてください。 ◎石塚 文化スポーツ振興課長 それでは、お答えいたします。  まず、南部山のスケート場の利用状況から御説明を申し上げたいと思います。毎年、7月から翌年の4月末までの10カ月間開場しているところでございます。利用に当たっては、市民への一般開放や市内小学校のスケート教室、それから合宿所がございまして、県内のジュニアから社会人のチームはもちろんでございますが、全国各地の中学校、高等学校、大学、社会人チームが合宿してリンクを利用している状況でございます。  運営状況の御説明をさせていただきますが、毎年約8000万円の管理運営費を要しているところでございます。その内訳は、冷凍機の運転や照明灯の動力光熱費、それからリンク施設の敷地の地代家賃、合宿所の施設管理に要する維持管理費等が主なものでございます。
     平成20年度は、御承知のとおりインカレが1月6日から9日までございました。それから、1月末から国体もございました。大規模な大会があったことから、約9500万円の支出となっているところでございます。  一方、収入のほうでございますが、リンク収入が約5300万円、合宿所収入が約1400万円ほか、自動販売機とかが収入の主なものでございます。  これに八戸市からの補助金1400万円を維持管理経費に充当しているというところでございます。  御承知のとおり、平成2年にこの南部山の屋内アイススケート場が民間の事業所によって開設され、平成12年に一時閉鎖ということを受けて、青森県アイスホッケー連盟が施設を借り受けて管理運営をするということでやってきておるわけでございます。今御説明申し上げましたとおり、収入を上回る維持管理経費を要しているということから、私どもでは建物等のいわゆる修繕に係るものは、当然所有者が修繕しなければならない、あくまでも運営経費に対する補助という考え方で1400万円を上限として補助しているものでございます。  以上でございます。 ◆畑中 委員 いいです、わかりました。  (「関連」と呼ぶ者あり) ○前澤 委員長 畑中委員の質疑についての関連質疑を認めます。 ◆森園 委員 今の学校耐震化事業についてちょっとお聞きいたしますけれども、今回の耐震化の事業についてはプロポーザルということで、これから選定されるわけですけれども、上限の金額というものは大体決まっているのでしょうか。あと補助率ですか、そのあたりをちょっと教えていただけませんでしょうか。 ◎古川 教育総務課長 お答え申し上げます。  事業費の上限というふうなこと、建設事業の上限ということであれば、そのような上限はないところでございます。  以上でございます。 ◆森園 委員 多分、これは期限の問題があってだと思うのですけれども、今の柏崎小学校にはプールがあるのですけれども、今回計画するときに、期限の問題でプールを併用するというような考えもちょっとあったということを聞いておりました。  ただ、今回のもので上限は特に考えていないということであれば、こういったものについては全部併用になるということで考えてよろしいでしょうか。 ◎古川 教育総務課長 お答え申し上げます。  青葉二丁目のほうへの移転建設事業は、これから本格的な設計に入っていくわけでございますが、今プロポーザルの技術提案を求めるに当たりまして、プールにつきましては将来的な設置を見込んだ形での技術提案を求めているところでございます。青葉二丁目の移転用地に校舎、体育館とともにプールをつくるという考え方で進んではおらないところでございます。  以上でございます。 ◆森園 委員 まずわかりました、どうもありがとうございました。 ○前澤 委員長 ほかに関連質疑はありますか。 ◆三浦〔隆〕 委員 南部山の件で、ちょっと関連質疑をさせていただきます。今、市から1400万円を上限に補助が出ているわけですけれども、今の報告だと、収入と支出の差を単純に計算すると、収入が8100万円より若干多いかもしれませんが、支出が9500万円ということであれば1000万円以上の赤字になっているというふうに見えるのですけれども、そのとおりでよいのですか。 ◎石塚 文化スポーツ振興課長 大変申しわけございません。全部網羅して御説明申し上げたわけではございません。あくまでも主なものということで御説明させていただきましたけれども、収入と支出がイコールという形をとっていただいて私どものほうに実績報告いただいておりますけれども、一部、アイスホッケー連盟が約170万円ぐらい自己負担しているということで、収入支出イコールゼロで出していただいておりますけれども、私どものほうの1400万円がもし仮にないということになり、その分赤字というふうな格好になるというふうに理解しております。  以上でございます。 ◆三浦〔隆〕 委員 まあ、ぎりぎりでやっているという話は聞いています。建物等の維持とか改修は貸し主がするのでしょうけれども、そのほかの冷凍機とか―― 支出がそのほかにあるわけですよね。いろいろな大会をやっていましたけれども、試合の間に製氷が必要なわけです。その製氷する機械が、もう非常に古くて、エンジン式なので、排ガスでリンクの中が使えないような状況にもなるという話も聞いていますので、そのザンボニーの改修とか改良についての市としての考えはどうなんですか。 ◎石塚 文化スポーツ振興課長 お答えいたします。  御承知のとおり、あの建物は断熱性が非常に低いということで、断熱化をしなければならない。それから、今御質問いただいた製氷機はガソリン式で密閉された建物の中で製氷すると、二酸化炭素が発生して観客が非常に目が痛いというふうなこと等々があって、使ったたびに修繕を要するということで、管理費、修繕料とか、そういうふうなもので非常に苦労しているということは伺っております。  ザンボニーは約1500万円ぐらいすると聞いておりまして、今のところ2台で何とか稼働してやっているというふうにはお聞きしておりますけれども、私どももいろいろと話を聞くだけではなく、現場に出向いて、いろいろと確認をしながら検討してまいりたいと思っております。  以上でございます。 ◆三浦〔隆〕 委員 私はたまに見にいくのですけれども、去年だったか、ちびっこの大会をやったときに、製氷が終わっても、試合が始まらなかったんです。何でですかと言ったら、やはり空気が悪くて、子どもが試合をできないということで、時間をおいてやっていたみたいですので、その辺のところは早目に対応しないと。これからもいろいろな大会とかがあるわけですので、本当に見るほうもそうですけれども、やる子どもたちにとっても、やはり悪影響と言うか、悪い環境の中で試合をしなければならないということですので、ぜひひとつその辺のところは早目に現場を見て対応してしてもらいたいと思います。  あと、この収入と支出の関係ですけれども、新井田とか三沢とかの施設の時間当たりの借上料というものは把握しているのですか。 ◎石塚 文化スポーツ振興課長 今手元に資料がございませんので、少しお待ちいただければと思います。 ◆三浦〔隆〕 委員 では、後でいいですけれども、やはり南部山が大分高いみたいなんです。それで、先ほど合宿などがいろいろ来ているという話がありましたけれども、何か合宿も減っているという話も聞いていますので、連盟とすれば借上料を下げたいのでしょうけれども、下げると収入が減る、減ると運営が大変だ、ただ、高いままだと合宿が来ないということで、何かその辺のジレンマがあるみたいですので、その辺のところも、うまく連盟のほうと協議して、ぜひひとつリンクの運営がうまくいくように御支援するようにお願いして、終わっておきます。 ○前澤 委員長 ほかに関連質疑はありますか。 ◆坂本〔眞〕 委員 関連で申し上げて恐縮ですが、会計の収支報告を受けているということだったのですけれども、このスケート場は民間ですから、文書を幾つかを取り込んで報告を受けるのではなくて、確定申告書の写しの提出を受けたほうが全部わかって正確ではないかと思うのですが、その辺の御検討をいただいたことはあるのでしょうか。 ◎石塚 文化スポーツ振興課長 まず現状を御報告いたしたいと思います。実績報告をいただく際に、今の件で言いますと、私どもは1400万円の補助金を出しておりますけれども、これに対応するいわゆる領収書の写しを添付していただいて実績報告の精査をさせていただいているというふうな現状でございます。今御質問いただきました税務署に出す申告書の添付は、求めてはおりません。  以上でございます。 ◆坂本〔眞〕 委員 では、要望にとどめます。やはり公的に補助をするというところになれば、その状況を正確に知るということが求められるかと思います。正確に知るということになりますと、相手方からは、任意で適宜拾ったものの報告ではなくて―― それもとることは必要でしょうけれども、あわせて確定申告書の写しをとると。公的に法律の中であるものをとると。法律の中で申告しているわけですから、虚偽の申告をすれば罰則があるわけです。  しかし、今とっている任意の報告書は罰則がちょっとあいまいだと思うんです。補助するからには、やはりそこまでやるべきではないかということが1つ。  それと、1400万円を補助しなければ、その分は赤字だということなんですけれども、そうであれば、もうその状況をもっと深く理解した上で―― それから、今一生懸命県立屋内スケート場について取り組んでいるわけですけれども、しかし、それにつきましても最低何年かかるだろうという見込みとなると、その最低何年の中で南部山をこれからも使用していくということになれば、やはり、果たしてもつのかどうかというところまで考えなければならない。  そうしますと、1400万円が限度だという考え方ではなくて、今度は貸し付けです。ある意味、今大きな設備投資が必要ではないかという三浦隆宏委員からの御指摘がありましたけれども、では、貸し付けをするから、その中で設備投資をするのかといったところまでの突っ込んだ議論をしないと、ただただ毎年1400万円不足だから、それを補っていますということではちょっと不足のような気がします。御答弁いただきますと複雑になりますので、御要望申し上げまして終わります。  以上です。 ○前澤 委員長 ほかに関連質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○前澤 委員長 ないようですので、以上で畑中委員の質疑に対する関連質疑を終わります。  ほかに御質疑ありませんか。 ◆三浦〔博〕 委員 それでは通告しております10款1項のスクールバス運転業務委託料について質問したいと思います。  このスクールバスですけれども、現在どのような利用状況になっているのかということを伺いたいと思います。 ◎高野 学校教育課長 お答え申し上げます。  現在のスクールバスの運行についてですけれども、現在南郷区の4つの路線で運行してございます。登下校に利用している児童生徒の数ですけれども、年度当初でございますが、48名ということで登録されてございます。 ◆三浦〔博〕 委員 ありがとうございました。スクールバスの利用ということでは、登下校のみという形でよろしいのでしょうか。ひとつ伺います。 ◎高野 学校教育課長 お答え申し上げます。  先ほど申し上げました登下校、それから平成20年度につきましては、そのほかに校外学習、それから各学校にはプールがございませんので、プールでの水泳教室の授業のために利用する、また冬場のスケート教室等の学校の教育活動にも活用してございます。 ◆三浦〔博〕 委員 スクールバスが登下校だけに使われることはもったいないなという声がありまして、そのように学習、学校教育への利用にも広げていかれているということは大変すばらしい、よいことだと思っております。  ただ、部活動とか、学校教育という範疇ではどうなのかわからないですけれども、例えば大会に行くときは、どうしても親の負担になってくるといったことから、部活動関係の大会に行くようなときとかにも、スクールバスの有効利用ということをもう少し柔軟に考えていただきますよう、より一層御尽力いただきますようお願いして、質問を終わらせていただきます。 ○前澤 委員長 ほかに御質疑ありませんか。 ◆坂本〔眞〕 委員 通告申し上げております、地方自治体である我が八戸市における使用言語の適正化についての取り組み、指導についてであります。  一般社会におけます今の言語の状況を教育部門としてどのようにとらえていらっしゃるでしょうか。 ◎前田 教育指導課長兼総合教育センター所長 言語の状況という意味がちょっとよく存じかねるのですが……。 ◆坂本〔眞〕 委員 文法に反した言語がずっと使われているということについてどのようにお考えですか。 ◎前田 教育指導課長兼総合教育センター所長 文法においてですか……。 ◆坂本〔眞〕 委員 例えば公共の電波のテレビを通して、文法が違っている言葉、例えば全然いいよという、その全然という使い方について昔は問題があるというふうな指摘はされていましたけれども、今はそれは通常化されております。  天気予報を見ていまして、雨が降る予定ですとか、この間あったのは、おいしい食事というのがありましたね。それから晴れます。ますではなくて、晴れる見込みでなければならないわけですよね。そういった言葉がどんどん使われている現況について、教育にかかわっている指導的立場でどのようにお考えですか。 ◎前田 教育指導課長兼総合教育センター所長 確かに最近、特に若者が使う言葉で、語尾上げの言葉とか、あるいは超とか、うざいとか、かなり気になる語句がございます。そういうふうなものに関しましては、やはり適正に指導していくものとして、そういうふうには指導しております。  以上です。 ◆坂本〔眞〕 委員 そして、通告しておりますが、では、この地方自治体である八戸市が間違った言葉を使うというようなことがあれば、それをどのように思いますか。 ◎前田 教育指導課長兼総合教育センター所長 まず是正していかなければいけないというぐあいに思います。 ◆坂本〔眞〕 委員 それは、この八戸市にあってだれがやるべきなのかというふうにお考えでしょうか。 ◎前田 教育指導課長兼総合教育センター所長 言葉の問題であれば、まず学校教育というものもありますけれども、やはり家庭教育もございましょうし、すべて市民全体でというふうな形になると思います。 ◆坂本〔眞〕 委員 八戸市にあってというふうに限定してお尋ねしていますが……。 ◎前田 教育指導課長兼総合教育センター所長 まず私ども教育委員会でできることといたしましては、やはり家庭への呼びかけ、それから学校現場における指導というふうなことで頑張っていきたいというぐあいに思います。 ◆坂本〔眞〕 委員 では、例えば市の発行する広報であり、チラシであり、そういったものが言葉としての適正を欠いているというようなことがあった場合に、どこが指導するべきだというふうにお考えですか。 ◎前田 教育指導課長兼総合教育センター所長 その発行元がどこであるかよくわかりませんけれども、やはりその発行元である担当部署がまず指摘しなければいけませんし、全体としてはそういうふうな形になっていくと思います。 ◆坂本〔眞〕 委員 ですから、そういう担当部署に対して、最後のとりでとしてそういう指導をするところはどの部署かというふうにお尋ねしておりますが、どの部署であると考えますか。  必要であれば、理事者は積極的にお答えになってもよろしいのではないですか。 ◎芝 教育部長 お答え申し上げます。  今のお尋ねは、八戸市が公的に出す文書についての文法的な誤りについてのお話だと思います。それぞれの担当部署がございますので、例えば国語教育という問題であれば教育委員会で所管しておりますので、学校を指導いたしますけれども、市全体のことに対してまで個々の使い方を教育委員会が指導する立場にはないと考えております。  以上です。 ◆坂本〔眞〕 委員 そのように考えていらっしゃるのであれば、それはいたし方がないと思いますので、要望申し上げます。  だれがそれをやってくれるのかということを考えれば、例えば教育委員会には国語の専門家もいるわけですね。そういったことに取り組んでいるところは教育委員会だと思うわけです。そうしますと、一般の部署で間違った言葉を使っている、そういうものを目にしたときに、これは違っていないかということを、横の連絡と言うよりも、担っているその立場で指導してくれるところは、その部署ではないかと私は考えます。  実は、もうその部署のほうに話はしました。環境部で出したものに自然に優しいとか、地球に優しいとか、言葉が違っていませんかという話をしましたら、部長のほうが教育委員会のほうにお尋ねに行ったそうであります。国語の専門家に文法をお尋ねしたところ、違っているというお答えをいただいて、今後適正に対処したいと。  ただ、もう既に発刊されているものについて、それを変更することまではできないし、全国的に行われているものをわざわざ変えることはできないけれども、八戸市から発行するものについては極力注意をしてやりたいという非常に積極的な御意見をいただいております。  こういった問題につきまして、ただずらずらとやっていれば、だれも歯どめがきかないのでありまして、そうすると結果的に児童生徒は間違った国語を理解してしまう、間違った国語を使ってしまうと。  学校だけで教育をやっているというお考えであれば、学校だけでやっているから、うちらは関係ありませんよということになろうかと思いますが、児童生徒に対して広く正しい国語を教えたいと思っていれば、常日ごろ身の回りのことすべてに注意をしなければならない。  その中で、八戸市そのものが違った言葉を使っていれば、その適正化を図る指導をするところはどの部署かというふうに考えるわけです。そのことを御検討いただきまして、以後積極的に取り組んでいただきますことを御要望申し上げまして、終わります。  以上です。 ○前澤 委員長 ほかに御質疑ありませんか。 ◆三浦〔隆〕 委員 通告しているので、1点質問させていただきます。10款1項の教育センター費の中の教育情報ネットワークシステム運用委託料の内容を教えていただきたいと思います。 ◎前田 教育指導課長兼総合教育センター所長 委託業務の内容ですけれども、八戸市教育情報ネットワークシステム、略称はHENSということになっておりますけれども、このシステムが常に正常に稼働するように、主にサーバー、そしてネットワークシステム全体の運用状況の管理を行っております。  また、ウイルス対策ソフトの更新作業、あるいは各学校からの問い合わせ、ふぐあいへの対応もしております。その他、障害発生時の修復作業、センター内LANの運用保守、HENS運用管理報告等も業務内容に入っております。  以上でございます。 ◆三浦〔隆〕 委員 この全額が、この1つの委託料ということですか。 ◎前田 教育指導課長兼総合教育センター所長 はい、そのとおりです。 ◆三浦〔隆〕 委員 この金額に設定された経緯というか、どのような形で委託料の額を決めたかお知らせいただきたいです。 ◎前田 教育指導課長兼総合教育センター所長 この運用委託料に関しましては、サーバーの更新時がございましたけれども、これに含まれております。 ◆三浦〔隆〕 委員 含まれているということで、これは何年とかということは決まっているのですか。 ◎前田 教育指導課長兼総合教育センター所長 5年でございます。 ◆三浦〔隆〕 委員 わかりました、いいです。 ○前澤 委員長 ほかに御質疑ありませんか。 ◆山名 委員 南郷文化ホールの稼働状況について、新聞に取り上げられていたり、一般質問でも取り上げてきましたけれども、その後の新たな取り組み状況ということでちょっと伺いたいと思います。  一部には映画を何か無料でやっているというようなことも聞いていましたけれども、どういった取り組みが行われているかということを伺いたいと思います。 ◎石塚 文化スポーツ振興課長 どういう取り組みをしているかという御質問でございますので、お答え申し上げたいと思います。
     まず4月早々には、周辺の幼稚園を含む幼稚園児、それから小中高、大学等々に対して文書で南郷文化ホールの利用のお願いをしたところであります。  また、私どもはまず南郷区の方々にぜひ使ってもらいたいということで、南郷区内の観光協会、農業関係団体、商工会等々を直接、指定管理者と一緒に回りましてお願いしております。  それから、ことしは南郷区のホールでの文化事業ということで7事業ほど予定させていただいておりますけれども、そのうち4事業の開催に際しては、往復のバスを配車するということで、本年8月9日にやりましたジャズのイベントの際は、1台配車しましたら満員だったというふうなことになってございます。  昨年の6月に開館して8月までは入場料無料の催事の場合は施設使用料無料としたわけでございますけれども、月別にとらえていきますと、ことし1月から3月までの冬の期間の利用が3カ月で8件というふうなデータが出ているものですから、何とか卒業式とか、そういうふうなもので1月から3月の稼働を高める対策を今後は指定管理者と一緒に考えながらとっていきたいなと思っているところでございます。  以上でございます。 ◆山名 委員 いろいろ工夫はなされているのでしょうけれども、やはり公民館がすぐそばにあって、公民館のほうが金額的に安いと。しかも客席数も公民館のほうが多いというようなことで、地元の人たちはそっちのほうを使うのではないかと思うんです。ですから、そこの工夫をしないとうまく回転していかないなということを、以前にかなり指摘してきたつもりですけれども、そこら辺の対応はどのように考えていましたでしょうか。 ◎石塚 文化スポーツ振興課長 それでは、お答えいたします。  まず当初の料金設定に当たっては、周辺のホール、名川町民ホールとか、旧山形村―― 今は久慈市でございますけれども―― おらほーるとか、種市町のセシリヤホール、それから六戸町のメイプルホール等々の施設使用料を調査させていただきました。それから、当然492席の市公民館、文化ホールがございますけれども、その使用料も、いろいろ検討させていただいて、いわゆる交通の便が他の施設より悪いということも勘案しながら、まず料金を低く設定しようと。それから練習で使う場合はさらに安くしようということで使用料金を設定したところでございます。  そのかいあって、昨年、練習で使われた件数が12件、ことしは13件というふうなことであります。確かに南郷の公民館は無料というところもあるかもしれませんけれども、音響の優位性とか、それから料金の設定の低さということを、1年4カ月経過しておりますが、まだまだPRが足りないのではないかということで、もう少し八戸市内だけではなく周辺の町村も含めてPRしていきたいと思っております。  以上でございます。 ◆山名 委員 音響の優位性ということについては、確かにあるかとは思いますけれども、ただ、専門で音響で選んで南郷文化ホールを使うということは、ごく一部だと思います。だから、南郷の方々に利用していただきたいということであれば、やはりそれ以上に工夫をしないと、どうしても公民館のほうを使ってしまうということですから、そこら辺は十分に検討していただきたい、利用率を精いっぱい上げていただきたいということで終わりたいと思います。 ◎石塚 文化スポーツ振興課長 先ほど三浦隆宏委員のほうから御質問いただきました他のリンクの使用料はどういう状況になっているかということでございます。たしか南部山が高いのではないかというふうな御質問でございますけれども、一応調べさせていただきましたので御報告させていただきます。  アマチュアで使用する1時間当たりの場合でございます。新井田インドアリンクは1万4270円、三沢のアイスアリーナは同じく1万4270円、南部山アイスアリーナは、小学生が利用する場合は2万1000円、中学生は2万3100円ということで、1時間当たりにしますと約7000円ぐらい高いというふうなことになってございます。  以上でございます。 ◆三浦〔隆〕 委員 新井田、三沢の1時間当たりの料金はわかりましたけれども、だれでも一緒の料金だということですか。あと、南部山は小中学生のほかにも使っていると思います。その辺の料金のほうはおわかりなんでしょうか。 ◎石塚 文化スポーツ振興課長 申しわけございません、いま一度お時間をお願いできますか。 ◆三浦〔隆〕 委員 では、いいです。南部山は高くしないと収入が少ないということで、やはり新井田、三沢と比較しても若干高くなっています。借りるほうは、やはり料金を基本に借りるわけで、合宿も南部山は若干減っているという話も聞いていますので、本当は南部山も新井田と同じ料金でできるぐらいのことをしてあげないと、同じ八戸市内にあって、利用状況というか運営に結構差があると思いますので、ぜひひとつその辺のところのさらなる助成をお願いして、終わっておきます。 ○前澤 委員長 以上で事前通告による質疑を終わります。  ほかに御質疑ありませんか。 ◆山名 委員 済みません、通告外でちょっとあれですけれども、臨時教員について伺いたいと思います。  総務部のほうからいただいた任用状況という資料がありますけれども、この中で教育委員会の部分が一番多いということで、ちょっとびっくりしているのですけれども、教育総務課のアルバイトが10人、学校教育課にパートが75人いるということで、全体でアルバイトが33人、パートが87人ということです。  新聞でもこの臨時教員の問題は、いわゆる官製ワーキングプアというふうに取り上げられていますけれども、こういったような状況についてどのように考えているかということ。  もう1つは、こういったアルバイト、パートの方々は、通常の教育部門の中で採用されているのでしょうか、どうなのでしょうか。 ◎古川 教育総務課長 お答え申し上げます。  お尋ねの臨時職員は、学校用務員が退職した後、補充しないという形で、一部委託をしたりしているのですが、その学校用務員に充てている臨時職員、それから教育総務課におります事務補助の職員もおります。それから、多いのは給食センターの臨時職員で、給食センターのほうの仕事を臨時職員を活用してやっているという実態でございます。  以上でございます。 ◆山名 委員 いや、そうは言っても、教育総務課で10人、学校教育課で75人ということで、これは給食センターとかは関係あるのですか。 ◎古川 教育総務課長 お答え申し上げます。  教育総務課に係るアルバイト、臨時職員は、先ほど申し上げました事務補助職員が3名と、それから用務員の職に充てている職員が12名ということになっております。 ◎高野 学校教育課長 お答え申し上げます。  学校教育課の内訳ですけれども、1つは先ほど申し上げました各給食センターの職員です。それに加えて各小中学校に配置してございます給食配ぜん員がございますので、先ほどのような人数になります。  以上でございます。 ◆山名 委員 ああ、そうですか。私はまた通常の教員について臨時教員が多いのかなというふうに思っていたけれども、そういうことではないのですか。そういうことではないということで理解してよいのですか。 ◎高野 学校教育課長 お答え申し上げます。  そのとおりでございます。 ◆山名 委員 いずれにしましても、官製ワーキングプアというような報道もありますので、やはり賃金面についてはもう少し考えるように努力していただきたいと思いますけれども、その点はどうなのでしょうか。 ◎高野 学校教育課長 先ほどの、例えば給食配ぜん員につきましては、学校給食が各学校へ届きましたら、それを各学年に配ぜんしやすいように運搬しまして並べるといった業務が主でございます。  それで、今お話がございました官製ワーキングプアは、先ほど教員についてということがございましたけれども、新聞等でも大変報道されておりますとおり、青森県の教員採用については非常に厳しい、門戸が狭い状況でございまして、いわゆる講師が入っているというところも現状でございます。  教員については以上でございます。 ◆山名 委員 ちょっと質問と答弁がかみ合っていないんだけれども、ワーキングプアというような状況をどう改善していくのかということだけれども、皆さんのほうでは対応できないというか、答弁にちょっと窮するのであれば、それはそれで結構ですけれども、まあ、何らかの形で努力していただきたいということで、要望で終わります。 ○前澤 委員長 ほかに御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○前澤 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で第10款教育費の質疑を終わります。  この際お諮りいたします。  第11款災害復旧費から第14款予備費までを一括審査したいと思いますが、これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○前澤 委員長 御異議なしと認めます。  よって、第11款災害復旧費から第14款予備費までを一括審査いたします。  説明を求めます。 ◎梅内 財政部次長兼財政課長 それでは、決算書の388ページをお開き願います。  第11款災害復旧費について御説明申し上げます。  平成20年度の災害復旧費は、平成20年7月24日に発生した岩手県沿岸北部を震源とする地震による現年災害でございます。  予算現額は1億7502万2000円であり、支出済額は1億7272万9829円でございます。不用額は229万2171円で、執行率は98.7%となるものでございます。  1項1目土木施設災害復旧費は、吹上一丁目ほか2カ所の道路等の災害復旧工事費でございます。  2目総務施設災害復旧費は、庁舎の災害復旧工事費が主なものでございます。  3目社会福祉施設災害復旧費は、更上閣、更上閣別館及び長生園ボイラー設備の災害復旧工事費でございます。  4目衛生施設災害復旧費は、斎場火葬炉等の災害復旧工事費でございます。  5目農林水産業施設災害復旧費は、種差漁港用地舗装災害復旧工事費でございます。  6目商工観光施設災害復旧費は、八戸駅前駐車場連絡通路及び水産科学館の災害復旧工事費でございます。  7目都市施設災害復旧費は、長者まつりんぐ広場多目的ホールの災害復旧工事費でございます。  8目小学校施設災害復旧費は、390ページにわたりますが、吹上小学校ほか18校の災害復旧工事費が主なものでございます。  9目中学校施設災害復旧費は、東中学校ほか9校の災害復旧工事費が主なものでございます。  10目社会教育施設災害復旧費は、公会堂、市公民館及び縄文学習館の災害復旧工事費でございます。  11目体育施設災害復旧費は、長根リンクほか5施設の災害復旧工事費でございます。  以上で第11款災害復旧費の説明を終わります。  392ページをお開き願います。  第12款公債費について御説明申し上げます。  予算現額は132億4106万8000円であり、支出済額は132億3321万9504円でございます。不用額は784万8496円で、執行率は99.9%となるものでございます。前年度と比較いたしますと33.8%、33億4634万6130円の増額となったものでございますが、金利負担の軽減を図るため、国の補償金免除公的資金繰上償還制度を活用し、繰り上げ償還を行ったためでございます。  1項1目元金は、平成19年度までの一般会計借入金の定期償還金及び補償金免除公的資金繰上償還による償還金でございます。  2目利子は、平成19年度までの一般会計借入金に係る利子償還金及び一時借入金の利子償還金でございます。  394ページをお開き願います。  第13款諸支出金の予算現額は11億887万円であり、支出済額は同額でございます。  1項1目公営企業整備費は、自動車運送事業会計に対する19節の補助金及び21節の貸付金でございます。  396ページをお開き願います。  第14款予備費でございますが、当初予算額は5000万円で、これを年度途中の緊急の支払いに充てたものでございます。  2款1項1目への充当は市民栄誉大賞の贈呈品購入費、8款2項2目への充当は除雪業務委託料でございます。  以上で第11款災害復旧費から第14款予備費までの説明を終わります。 ○前澤 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○前澤 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で第11款災害復旧費から第14款予備費までの質疑を終わります。  以上をもって、一般会計歳入歳出決算のうち歳出の質疑は終了いたしました。  これより八戸市一般会計歳入歳出決算の歳入を一括審査いたします。  説明を求めます。 ◎梅内 財政部次長兼財政課長 それでは、決算書の52ページをお開き願います。  歳入について御説明申し上げます。  第1款市税の予算現額は319億9300万円で、調定額は351億1962万3006円で、収入済額は327億977万9825円でございます。不納欠損額は3億9542万4177円で、収入未済額は20億2093万2493円でございます。調定額に対する収納率は93.1%となるものでございます。収入済額を前年度と比較いたしますと0.8%、2億4981万130円の減収となるものでございます。  主な税目について御説明申し上げます。  1項市民税のうち1目個人市民税は、定率減税の廃止などにより、前年度と比較いたしますと0.9%、9490万7110円の増収、2目法人市民税は、景気後退による企業収益の悪化、特に製造業での大幅な落ち込みにより、前年度と比較いたしますと15.6%、8億142万3203円の減収となったものでございます。  2項固定資産税は、54ページにわたりますが、土地は負担調整により、家屋は新増築等により、償却資産は一部製造業の設備投資の増加等により、前年度と比較いたしますと3.3%、5億1922万2426円の増収となったものでございます。  3項軽自動車税は、前年度と比較いたしますと3.0%、1098万2130円の増収、4項市たばこ税は、前年度と比較いたしますと4.2%、7273万9293円の減収、5項鉱産税は、前年度と比較いたしますと9.9%、75万9300円の減収となったものでございます。  6項特別土地保有税は、収入がなかったものでございます。  56ページに参りまして、第2款地方譲与税は、予算現額は8億7400万円で、調定額、収入済額とも8億6523万9889円でございます。前年度と比較いたしますと3.8%、3399万1889円の減収となったものでございます。  58ページに参りまして、第3款利子割交付金は、予算現額は1億4200万円で、調定額、収入済額とも1億1303万円でございます。前年度と比較いたしますと10.1%、1033万4000円の増収となったものでございます。  60ページに参りまして、第4款配当割交付金は、予算現額は6800万円で、調定額、収入済額とも2137万5000円でございます。前年度と比較いたしますと60.5%、3270万7000円の減収となったものでございます。  62ページに参りまして、第5款株式等譲渡所得割交付金は、予算現額は1800万円で、調定額、収入済額とも559万8000円でございます。前年度と比較いたしますと74.6%、1641万6000円の減収となったものでございます。  64ページに参りまして、第6款地方消費税交付金は、予算現額は23億6515万1000円で、調定額、収入済額とも23億6515万1000円でございます。前年度と比較いたしますと7.6%、1億9449万6000円の減収となったものでございます。  66ページに参りまして、第7款ゴルフ場利用税交付金は、予算現額は340万円で、調定額、収入済額とも342万9440円でございます。前年度と比較いたしますと0.8%、2万9400円の減収となったものでございます。
     68ページに参りまして、第8款自動車取得税交付金は、予算現額は2億4400万円で、調定額、収入済額とも2億6851万6000円でございます。前年度と比較いたしますと11.7%、3556万8000円の減収となったものでございます。  70ページに参りまして、第9款国有提供施設等所在市助成交付金は、予算現額は3億5400万円で、調定額、収入済額とも3億6063万1000円でございます。前年度と比較いたしますと1.6%、574万9000円の増収となったものでございます。  72ページに参りまして、第10款地方特例交付金は、予算現額は3億3778万6000円で、調定額、収入済額とも3億3778万6000円でございます。前年度と比較いたしますと61.6%、1億2870万円の増収となったものでございます。  増収の主な要因は、住宅借入金等特別税額控除の実施による個人市民税の減収を補てんするための減収補てん特例交付金及び道路特定財源の暫定税率失効で生じた自動車取得税交付金などの減収を補てんするための地方税等減収補てん臨時交付金の創設によるものでございます。  74ページに参りまして、第11款地方交付税は、予算現額、調定額、収入済額とも131億8655万7000円でございます。前年度と比較しますと10.0%、14億6196万1000円の減収となったものでございます。  減収の主な要因は、普通交付税において基準財政需要額が約7000万円、0.2%の減、基準財政収入額は約15億円、5.7%の増となったことによるものでございます。  76ページに参りまして、第12款交通安全対策特別交付金は、予算現額は5030万円で、調定額、収入済額とも4917万6000円でございます。前年度と比較いたしますと11.4%、635万4000円の減収となったものでございます。  78ページに参りまして、第13款分担金及び負担金は、予算現額は13億2395万4000円、調定額は14億456万7793円で、収入済額は13億3768万2476円でございます。不納欠損額は380万1500円で、収入未済額は6308万3817円でございます。収入済額を前年度と比較いたしますと0.2%、239万5919円の減収となったものでございます。  1項負担金の主なものは、2目1節の長生園分の老人福祉施設費用徴収金、2節の私立保育所費用徴収金、市立保育所費用徴収金でございます。  80ページに参りまして、第14款使用料及び手数料は、予算現額は12億9634万2000円、調定額は13億6891万7396円で、収入済額は13億1337万725円でございます。不納欠損額は1438万9360円で、収入未済額は4115万7311円でございます。収入済額を前年度と比較いたしますと0.1%、171万8378円の減収となったものでございます。  1項使用料の主なものは、2目1節の高齢者福祉施設使用料、総合福祉会館使用料、3目1節の斎場使用料、看護師養成所の授業料及び入学金、5目2節の魚菜市場使用料、82ページに参りまして、7目1節の道路占用料、住宅使用料、汚水処理施設使用料、住宅駐車場使用料、84ページに参りまして、9目2節の公民館など社会教育施設の使用料、3節の南郷温水プール等体育施設の使用料でございます。  2項手数料の主なものは、1目1節の税関係証明手数料、戸籍、住民基本台帳、印鑑手数料、3目2節の廃棄物埋立処分手数料、廃棄物収集処理手数料、86ページに参りまして、6目1節の建築確認申請手数料でございます。  88ページをお開き願います。  第15款国庫支出金は、予算現額は159億6060万円、調定額は158億9871万9200円で、収入済額は126億6781万2200円でございます。収入未済額は32億3090万7000円となっておりますが、これは継続費逓次繰越及び繰越明許費の財源として平成21年度に繰り越したものでございます。収入済額を前年度と比較いたしますと16.7%、18億1184万4582円の増収となったものでございます。  1項国庫負担金の主なものは、1目1節の特別障害者手当等給付費負担金、障害者自立支援給付費負担金、障害者医療費負担金、2節の私立保育所運営費負担金、3節の被用者・非被用者児童手当負担金、5節の被用者・非被用者小学校修了前特例給付負担金、6節の児童扶養手当負担金、7節の生活保護費負担金、8節の国民健康保険基盤安定費負担金、3目1節の中学校施設整備費負担金、90ページに参りまして、4目3節の小学校及び中学校施設災害復旧事業費負担金でございます。  2項国庫補助金の主なものは、1目1節の地域生活支援事業費補助金、地域介護・福祉空間整備交付金、定額給付金給付事務費及び事業費補助金、子育て応援特別手当事務費及び事業費交付金、3節の次世代育成支援対策交付金、同じく1目は繰越明許費特定財源として平成19年度から繰り越しとなった1節の地域介護・福祉空間整備等交付金、2節の次世代育成支援対策施設整備費交付金、4目1節の公園緑地等事業費補助金、まちづくり交付金、92ページに参りまして、2節の公営住宅建設事業費補助金、3節の特定防衛施設周辺整備調整交付金、4節の緊急地方道路整備交付金、5節の交通安全施設整備事業費補助金、同じく4目は繰越明許費特定財源として平成19年度から繰り越しとなった1節のまちづくり交付金、4節の緊急地方道路整備交付金、5節の交通安全施設整備事業費補助金、5目2節の安全・安心な学校づくり交付金、3節の就園奨励費補助金、4節の史跡是川石器時代遺跡土地取得事業費補助金、史跡根城跡土地取得事業費補助金、94ページに参りまして、6目1節の地域活性化・生活対策臨時交付金、7目1節の地域活性化・緊急安心実現総合対策交付金でございます。  3項委託金の主なものは、2目1節の国民年金事務費委託金でございます。  96ページをお開き願います。  第16款県支出金は、予算現額は48億4348万8000円、調定額は47億695万7420円で、収入済額は47億149万8420円でございます。収入未済額は545万9000円となっておりますが、これは繰越明許費の財源として平成21年度に繰り越したものでございます。収入済額を前年度と比較いたしますと3.7%、1億8127万6821円の減収となったものでございます。  1項県負担金の主なものは、1目1節の障害者自立支援給付費負担金、障害者医療費負担金、2節の私立保育所運営費負担金、児童養護施設措置費負担金、3節の被用者・非被用者児童手当負担金、4節の被用者・非被用者小学校修了前特例給付負担金、5節の生活保護費負担金、6節の国民健康保険基盤安定費負担金、2目2節の後期高齢者医療の保険基盤安定費負担金でございます。  2項県補助金の主なものは、1目1節の市町村合併支援特別交付金、2目1節の重度障害者医療費補助金、98ページに参りまして、自立支援特別対策事業費補助金、2節のひとり親家庭等医療給付事業費補助金、3目1節の乳幼児はつらつ育成事業費補助金でございます。  次の次の102ページに参りまして、3項委託金の主なものは、1目2節の徴税費委託金でございます。  104ページをお開き願います。  第17款財産収入は、予算現額は1億7893万4000円、調定額は1億9285万4781円で、収入済額は1億9176万244円、収入未済額は109万4537円でございます。収入済額を前年度と比較いたしますと4.9%、977万8148円の減収となったものでございます。  1項財産運用収入の主なものは、1目1節の土地及び建物貸付収入、2目1節の市債管理基金などの利子、2項財産売払収入の主なものは、106ページに参りまして、3目1節の市有不動産売払収入でございます。  108ページをお開き願います。  第18款寄附金は、予算現額は1597万9000円で、調定額、収入済額とも3278万8820円でございます。収入済額を前年度と比較いたしますと47.4%、1054万8142円の増収となったものでございます。  寄附金の主なものは、1目1節の是川縄文の里整備基金寄附金でございます。  110ページをお開き願います。  第19款繰入金は、予算現額は22億6768万6000円で、調定額、収入済額とも22億5734万4599円でございます。収入済額を前年度と比較いたしますと46.5%、7億1621万8070円の増収となったものでございます。  1項特別会計繰入金の主なものは、1目1節の都市計画駐車場特別会計繰入金、3節の老人保健特別会計繰入金についてでございますが、老人保健制度が平成20年度から後期高齢者医療制度に移行したことにより、老人保健特別会計は医療給付費等の主たる事業がなくなり、事業が大幅に縮小となったため、一般会計からの繰出金が返還になったことによるものでございます。  2項基金繰入金の主なものは、1目1節の財政調整基金繰入金、2節の市債管理基金繰入金、11節の退職手当基金繰入金でございます。  112ページをお開き願います。  第20款繰越金は、予算現額は25億2726万6730円で、調定額、収入済額とも25億2726万6797円でございます。収入済額を前年度と比較いたしますと37.1%、6億8362万6251円の増収となったものでございます。このうち繰越明許費分につきましては、平成19年度からの繰り越し事業への充当財源でございます。  114ページをお開き願います。  第21款諸収入は、予算現額は44億3239万円、調定額は46億2891万3945円で、収入済額は45億693万8660円でございます。不納欠損額は50万7003円で、収入未済額は1億2146万8282円でございます。収入済額を前年度と比較いたしますと15.6%、6億748万5759円の増収となったものでございます。  諸収入の主なものは、1項1目1節の税滞納延滞金、3項1目貸付金元利収入のうち、1節の地域総合整備資金、116ページに参りまして、8節の農協経営基盤強化総合対策資金、11節の商工組合中央金庫、13節の自動車運送事業会計、14節の八戸赤十字病院、15節の中小企業特別保証制度、18節の市民病院事業会計への各貸付金の元利収入、2目1節の奨学金貸与元利収入、118ページに参りまして、4項1目1節の受託事業収入は、田向土地区画整理関係発掘調査受託事業収入、後期高齢者医療健康診査受託事業収入、5項3目1節の雑入は、生活保護費返還金、120ページに参りまして、重度心身障害者医療費高額療養費返還金、高齢者等バス特別乗車証負担金、社会保険料等徴収金、原子燃料サイクル事業推進特別対策事業助成金でございます。  次の次の124ページをお開き願います。  第22款市債は、予算現額は102億6570万円で、調定額、収入済額とも97億5655万円でございます。収入済額を前年度と比較いたしますと49.5%、32億2875万円の増収となったものでございます。  増収の主な要因は、金利負担の軽減を図るため、国の臨時特例措置を活用して、過去に借り入れた高金利の市債を低金利の市債に借り換えるための公的資金借換債の発行によるものでございます。  市債の主なものは、2目1節の児童厚生施設等整備事業債、3目1節の八戸圏域水道企業団出資債、同じく公的資金借換分、126ページに参りまして、2節の公園緑地等事業債、都市計画事業負担金債、3節の公営住宅建設事業債、同じく公的資金借換分、5節の港湾整備事業負担金債、同じく5目は繰越明許費特定財源として、平成19年度から繰り越しとなった1節の道路新設改良事業債、2節の仮称・地域観光交流施設整備事業債、6目2節の消防施設整備事業負担金債、7目1節の小学校施設整備債公的資金借換分、小学校用地造成事業債公的資金借換分、2節の中学校施設整備債、同じく公的資金借換分、中学校用地造成事業債公的資金借換分、128ページに参りまして、3節の社会教育施設整備事業債、4節の保健体育施設整備事業債公的資金借換分、8目1節の臨時財政対策債、9目9節の社会教育施設災害復旧事業債、10目1節の減収補てん債でございます。  以上で歳入の説明を終わります。 ○前澤 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。 ◆畑中 委員 1つだけ聞きます。市税の不納欠損額と収入未済額の内容の、ちょっと特徴的なところを教えてください。 ◎堺 納税統括監兼収納課長 お答えいたします。  不納欠損額の内訳は、市民税が個人、法人を合わせまして5644万3249円、固定資産税は3億3471万2188円、軽自動車税は426万8740円、合計で3億9542万4177円の不納欠損額でございます。前年度と比較いたしますと4436万2461円多くなってございます。前年度と比較して金額が増額となっております主な要因は、景気低迷の中で事業不振による倒産、生活保護に移行した方、破産宣告を受け免責の決定を受けた方、競売、公売等が終了し無財産となった方、住所地に居住せず住民票が職権消除となったケースなどによる徴収困難となる事案が増加しているものでございます。  もう1点の収入未済額は、市民税は個人、法人を合わせまして6億3831万7090円、固定資産税は13億4997万6737円、軽自動車税は3263万8666円、合計では20億2093万2493円の収入未済額となっており、特に固定資産税の未済額が全体の約7割を占めてございます。収入未済額の主な要因といたしましては、景気後退に伴う企業の収益悪化や倒産、失業者の増大、個人所得の減少などが背景にあると受けとめております。  以上でございます。 ◆畑中 委員 全体として、やはりこの景気後退とか失業とか、そういうものは多いのですが、この未済額の見通しはどうなんでしょうか。このまま取れないで欠損となりそうなのか、目標はあるのでしょうけれども、その辺をどういうふうに見ていますか。 ◎堺 納税統括監兼収納課長 収入未済額につきましては、私どもはすべて回収しなければいけないということで、日々滞納整理を行っているところでございます。特に滞納者と面談し、生活状況を把握しながら納税交渉をしていくということを基本にしてございます。  従前からの手法だけでは、どうしても未済額がふえるということから、近年、三八地域県民局県税部職員の応援を受けまして、市県民税の徴収に際しては、県民局長名と市長名の連名による催告文書の発送や、県税部職員と市職員の合同による戸別訪問なども行っておりますし、また、徴収技術力の向上ということから、職員を昨年から税務大学校の徴収専門課程、約40時間の日程でございますが、そういうところへも出させまして徴収技術力の向上に努めているということでございますので、今後も新たな納税手法を研究しながら未済額の圧縮に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◆畑中 委員 大変涙ぐましい努力をしています。まずこういう状況なので、皆さんも苦労すると思いますが、何とかこれを向上させるようにやってほしいということだけ要望して、終わります。 ○前澤 委員長 ほかに御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○前澤 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で事前通告による質疑を終わります。  ほかに御質疑ありませんか。 ◆山名 委員 市債発行残高のちょっと1点についてだけ伺いたいと思います。できれば特別会計も。 ◎梅内 財政部次長兼財政課長 平成20年度末の市債発行残高でございますが、一般会計は916億9000万円でございます。それから特別会計は719億7000万円でございます。 ○前澤 委員長 ほかに御質疑ありませんか。 ◆畑中 委員 121ページの原子燃料サイクル事業推進特別対策事業助成金というのは、これはちょっと新しいと思ったのですが、どういう内容でしょうか。 ○前澤 委員長 少しお待ちください。  今、理事者がおらないので、次にお願いします。  ほかに御質疑ありませんか。 ◆三浦〔博〕 委員 通告してあります……。 ○前澤 委員長 済みません、通告につきましては、もう締め切って……。 ◆三浦〔博〕 委員 終わりましたか。 ○前澤 委員長 そのときにしっかり手を挙げていただきたいと思います。 ◆三浦〔博〕 委員 大変失礼いたしました。黒字決算の目的、ねらいについてというところを。大きいもので、どのような形で聞けばよいかと考えているうちに、挙手のタイミングを逃してしまったのですけれども、大変失礼いたしました。  この目的、ねらいは、黒字だからよいとか、赤字だから悪いと言うつもりではなくて、公共サービスなので、そういうふうなことは思っているのですけれども、ただ、一方で市民サービスの需要を抑えて黒字にしているという側面もなきにしもあらずなのかなと思いましたので、目的、ねらいについて伺いたいと思います。 ◎梅内 財政部次長兼財政課長 お答え申し上げます。  確かに三浦博司委員おっしゃいますように、地方公共団体の場合は営利を目的としているのではなくて、財源に見合った適切な行政サービスをしていかなければなりませんけれども、黒字が多ければ多いほどよいというものではございません。しかし、当市では毎年何十億円という補正予算を組んでおるところでございまして、その補正の財源として繰越金を活用しているということであります。繰越金がある程度確保されていませんと補正予算が組めない、その行政サービスができなくなってくるということでございます。  また、昨年度のような地震災害のような不測の事態が起こったときに対処するためにも、やはりある程度の繰越金は確保しておかなければならないと考えております。  安定した財政運営を持続していくためにも、適切な規模の繰越金は必要であると考えておるところでございます。  また、地方公共団体の財政の健全化に関する法律、いわゆる財政健全化法の施行によって、健全化の判断比率である実質赤字比率、それから連結実質赤字比率が健全化基準を上回った場合には、財政健全化計画とか財政再生計画を策定して、計画に基づいて財政健全化を行わなければならなくなると。そうなりますと、制約を受けた形での財政運営を強いられることになりますので、そういう赤字になることなどを極力避けていくためにも、ある程度の黒字は確保していかなければならないと考えているところでございます。  適切な行政サービス、それから今後も安定した財政運営を持続すると、また財政健全化法の2つの健全化判断比率を考えますと、適切な額の繰越金は必要であると考えているところでございます。 ◆三浦〔博〕 委員 そういうことをいろいろとかんがみて、今回、約17億円の黒字の決算としたということで理解いたしました。ありがとうございました。 ○前澤 委員長 ほかに御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○前澤 委員長 先ほどの畑中委員の質問に対する答弁をいたさせます。 ◎石田 政策推進課長 それでは、お答えを申し上げます。  原子燃料サイクル事業推進特別対策事業でございますが、原子燃料サイクル施設の立地を契機とした地域振興策の一環といたしまして、財団法人のむつ小川原地域・産業振興財団が市町村に対して、地域特性を生かした各種整備事業経費に助成するといったものでございます。  5カ年で5500万円ほど支給されまして、その中で八戸分が5500万円、そして南郷分が5500万円ということになってございます。そして平成20年度の充当事業ですけれども、南郷体育館の改修事業、それからそば振興センターの設備の導入事業に充ててございます。  以上でございます。 ◆畑中 委員 この使い道は何でもよいということになっているわけですか。 ◎石田 政策推進課長 その対象事業でございます。5つほどございまして、1つは施設の整備事業、2つ目は企業導入、産業近代化事業、3つ目が基幹産業育成事業、4つ目が創意工夫事業、そして5つ目が既存施設改修事業という5つの事業ということになってございます。 ○前澤 委員長 以上で一般会計歳入歳出決算の歳入の質疑を終わります。  これをもって、平成20年度八戸市一般会計歳入歳出決算の質疑は終了いたしました。  この際、暫時休憩いたします。         午前11時50分 休憩   ────────────────────         午後1時00分 再開 ○石橋 副委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。  これより平成20年度八戸市各特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  それでは、平成20年度八戸市国民健康保険特別会計歳入歳出決算を審査いたします。  歳入歳出の一括説明を求めます。 ◎工藤 市民生活部次長兼国保年金課長 それでは、平成20年度八戸市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について御説明を申し上げます。  決算書の400ページをお開き願います。
     予算額決算額総括表でございますが、歳入決算額の合計は263億237万4749円で、予算執行率は100.6%でございます。401ページに参りまして、歳出決算額の合計は254億1130万9570円で、予算執行率は97.2%となっております。その結果、歳入歳出差引残額は8億9106万5179円で、これは翌年度へ繰り越すものでございます。  402ページをお開き願います。  歳入について御説明を申し上げます。  第1款国民健康保険税は、予算現額は65億3740万2000円、調定額は98億668万3495円、収入済額は65億2304万9519円でございます。還付未済額を除いた収納率は、一般被保険者現年課税分で86.65%、退職被保険者現年課税分95.14%、現年課税分合計で87.41%でございます。また、滞納繰越分は14.44%でございます。  406ページに参りまして、第2款使用料及び手数料は、国民健康保険税の督促手数料が主なものでございます。  408ページに参りまして、第3款国庫支出金ですが、1項1目療養給付費等国庫負担金は、一般被保険者の療養給付費や高額療養費等の保険給付費、老人保健拠出金、介護給付費納付金及び後期高齢者支援金に対する34%の国庫負担金でございます。  1項2目高額医療費共同事業国庫負担金は、歳出の高額医療費共同事業拠出金に対する4分の1の国庫負担金でございます。  1項3目特定健康診査等負担金は、特定健康診査及び特定保健指導の経費の3分の1の国庫負担金でございます。  2項1目財政調整交付金は、市町村間の財政力の不均衡を調整するため、一定の基準により交付される普通調整交付金と、普通調整交付金で捕捉できない特別の事情等に着目して交付される特別調整交付金でございます。  2項2目高齢者医療制度円滑運営事業費補助金は、平成20年度からの新たな高齢者医療制度の円滑かつ健全な運営を図るために交付された国庫補助金で、医療制度改正に対応するための高額療養費システム改修委託料や高齢受給者証再交付に係る経費が対象となったものでございます。  410ページに参りまして、第4款療養給付費等交付金は、退職被保険者等の療養給付費等に対する社会保険診療報酬支払基金からの交付金でございます。退職者の療養給付費等から退職者の国民健康保険税を除いた分が交付されるものでございます。  412ページに参りまして、第5款前期高齢者交付金は、平成20年度に創設された財政調整制度で、国保及び被用者保険の各保険者間における、65歳から74歳までの前期高齢者の偏在による負担の不均衡につき、加入者数に応じて負担調整を行い、前期高齢者数の多い国保には、社会保険診療報酬支払基金から交付金が交付されるものでございます。  414ページに参りまして、第6款県支出金でございますが、1項1目高額医療費共同事業負担金は、歳出の高額医療費共同事業拠出金に対する4分の1の県負担金でございます。  1項2目特定健康診査等負担金は、特定健康診査及び特定保健指導の経費の3分の1の県負担金でございます。  2項1目調整交付金は、都道府県が市町村の国保財政を調整するために交付する県補助金でございます。  416ページに参りまして、第7款共同事業交付金でございますが、1項1目高額医療費共同事業交付金は、1件80万円を超える高額な医療費を対象に、一定の割合で青森県国民健康保険団体連合会から交付されるものでございます。  1項2目保険財政共同安定化事業交付金は、1件30万円を超える高額な医療費を対象に、一定の割合で同連合会から交付されるものでございます。  418ページに参りまして、第8款繰入金でございますが、1項1目1節一般会計繰入金は、地方交付税で措置された事務費分、出産育児一時金及び財政安定化支援事業分の繰入金、1項1目2節保険基盤安定繰入金は、一般被保険者の低所得者に対する国民健康保険税の7割、5割、2割の軽減相当分及び保険者支援分の繰入金でございます。  420ページに参りまして、第9款繰越金は、前年度からの繰越金でございます。  422ページに参りまして、第10款諸収入は、国民健康保険税の延滞金、交通事故等に係る第三者行為医療費の納付金、国保資格のなかった者に対し支給した保険給付費の返納金、出産に要する費用を貸し付けする出産費資金貸付制度の償還金が主なものでございます。  426ページをお開き願います。  歳出について御説明を申し上げます。  第1款総務費でございますが、1項1目一般管理費は、職員13人分の人件費及び物件費のほか、19節の青森県国民健康保険団体連合会負担金が主なものでございます。  2項1目賦課徴収費は、428ページにわたりまして、職員15人分の人件費及び物件費が主なものでございます。  2項2目納税奨励費は、納税貯蓄組合連合会及び納税貯蓄組合に対する補助金のうち国民健康保険税に係る分でございます。  430ページに参りまして、3項1目運営協議会費は、国民健康保険運営協議会委員17人分の報酬のほか、協議会運営に係る経費でございます。  432ページに参りまして、第2款保険給付費でございますが、1項1目一般被保険者療養給付費及び1項2目退職被保険者等療養給付費は、入院、通院等の療養給付費でございます。  1項3目一般被保険者療養費及び1項4目退職被保険者等療養費は、整骨院やコルセット代などの給付費でございます。  1項5目審査支払手数料は、診療報酬請求明細書の審査、支払事務に要した費用を青森県国民健康保険団体連合会に支出したものでございます。  そのほか、2項高額療養費、3項移送費、434ページに参りまして、4項1目出産育児一時金、5項1目葬祭費に係る経費でございます。  436ページに参りまして、第3款後期高齢者支援金は、国保が加入者数に応じて、1人当たりの額を現役世代の支援分として負担する後期高齢者医療及び事務に係る社会保険診療報酬支払基金への拠出金でございます。  438ページに参りまして、第4款前期高齢者納付金は、歳入の前期高齢者交付金に関連する納付金でございますが、前期高齢者納付金の額が著しく過大となる保険者の負担軽減のために、加入者数に応じて全保険者に再案分されるものでございます。  440ページに参りまして、第5款老人保健拠出金は、老人医療費及び事務費に係る拠出金でございます。老人保健制度は平成19年度で終了しておりますが、平成20年3月分の医療費と前々年度の精算分でございます。  442ページに参りまして、第6款介護納付金は、介護保険第2号被保険者の国民健康保険税分の社会保険診療報酬支払基金に対する納付金でございます。  444ページに参りまして、第7款共同事業拠出金は、1項1目、1件80万円を超える高額な医療費について県単位で費用調整する高額医療費共同事業に対する拠出金でございます。  1項2目、1件30万円を超える高額な医療費について県単位で費用調整する保険財政共同安定化事業に対する拠出金が主なものでございます。  446ページに参りまして、第8款保健事業費でございますが、1項1目特定健康診査等事業費は、特定健康診査及び特定保健指導に係る経費でございます。  2項1目疾病予防費は、訪問指導看護師及び栄養士の人件費及び物件費、国保人間ドック健診委託料、健康カレンダーの作成経費、被保険者に対する医療費通知委託料、市民保養所洗心荘の利用に対する助成経費等でございます。  2項2目保健福祉費は、出産費資金貸付制度の貸付金でございます。  450ページに参りまして、第9款諸支出金でございますが、1項1目保険税還付金は、国民健康保険税の過誤納金還付金でございます。  1項3目償還金は、過年度に交付された国庫補助金の返還金でございます。  452ページに参りまして、第10款予備費は、支出ゼロでございます。  以上で説明を終わります。 ○石橋 副委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。 ◆畑中 委員 通告してあります2つのことをお聞きします。1つは、国の負担、国庫支出金と言いますか、過去にはこれは大分高かったようで、20年ぐらい前は5割ぐらいというふうに私は記憶しています。最近はどんどん下がって、今はどのくらいになっていましたか、さっきの課長の説明では現在34%ですか。過去には5割ぐらいのときがあったと思うのですが、それの最近の動向をちょっとお知らせください。  それからもう1つは収入未済額の傾向ですが、これは市税の収入未済額と同じで、やはりそういう傾向なのかというところと、その2つをお聞きしたいです。 ◎工藤 市民生活部次長兼国保年金課長 畑中委員のおっしゃるのは、医療費に対する国の負担割合のことだと思いますけれども、国保財政は医療費の50%が公費と言われております国と県の支出金で成り立っております。現在、平成18年度以降でございますけれども、医療費の34%が療養給付費等負担金、いわゆる定率の国庫負担金、それから9%が国の調整交付金でございまして、国の負担割合は合わせて43%となっております。  それで、50%のうちの残り7%が都道府県調整交付金となっております。  なお、平成16年以前につきましては、いわゆる定率の国庫負担金40%と、それから調整交付金でございますけれども、これが10%の50%ということになっておりました。  以上でございます。 ◎堺 納税統括監兼収納課長 収入未済額についてお答えをいたします。  傾向といたしましては、市税とほぼ同じでございます。ただ、平成20年度から後期高齢者医療制度の創設によりまして、収納率が高く納税意識の高い75歳以上の方が移行されておりますので、その影響もあろうかと考えているところでございます。  以上でございます。 ○石橋 副委員長 以上で事前通告による質疑を終わります。  ほかに御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○石橋 副委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成20年度八戸市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。  平成20年度地方卸売市場八戸市魚市場特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  歳入歳出の一括説明を求めます。 ◎熊谷 水産事務所副所長兼水産振興課長 それでは、平成20年度地方卸売市場八戸市魚市場特別会計歳入歳出決算について御説明を申し上げます。  決算書の456ページをお開き願います。  予算額決算額総括表でございますが、歳入の決算額合計は2億6902万2615円で、予算執行率は100%でございます。  次のページに移りまして、歳出の決算額合計は2億6620万4077円で、予算執行率は98.9%でございます。歳入歳出差引残額281万8538円は翌年度へ繰り越しをいたしました。  次に458ページをお開き願います。  歳入について御説明を申し上げます。  第1款使用料及び手数料は、卸売業者からの魚介類取り扱いに係る市場使用料が主なものでございます。  460ページをお開き願います。  第2款財産収入は、魚市場特別会計基金の利子でございます。  462ページをお開き願います。  第3款繰入金は、市場整備公債費等の不足補てんのため、一般会計から繰り入れをしたものでございます。  464ページをお開き願います。  第4款繰越金は、前年度繰越金でございます。  466ページをお開き願います。  第5款諸収入は、市場施設使用者からの電気、水道料金等負担分の収入が主なものでございます。  468ページをお開き願います。  歳出について御説明を申し上げます。  第1款総務費のうち1項1目一般管理費は、第一、第二、第三魚市場及び卸売場の管理に要する職員10人分の人件費及び物件費でございます。  このうち11節需用費は、各市場の光熱水費及び施設の修繕等に要した費用が主なものでございます。  13節委託料は、各市場の夜間及び休日の監視業務、清掃業務及び施設管理等の委託が主なものでございます。  470ページに参りまして、2目運営審議会費は、八戸市魚市場運営審議会委員15人分の報酬と、審議会の運営に要した経費でございます。  3目水産会館管理費は、会館の管理運営に要した経費で、その主なものは、11節の光熱水費と13節の指定管理料でございます。  次に472ページをお開き願います。  第2款公債費は、水産会館及び卸売場並びに災害復旧事業費、市場衛生高度化事業費、魚市場施設整備事業費の元金及び利子の償還金でございます。  以上で説明を終わります。 ○石橋 副委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○石橋 副委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成20年度地方卸売市場八戸市魚市場特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。  平成20年度八戸市都市計画土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  歳入歳出の一括説明を求めます。 ◎石橋 区画整理課長 それでは、平成20年度八戸市都市計画土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。  決算書の476ページをお開き願います。  予算額決算額総括表のうち、決算額はページの下段になりますが、歳入は12億9293万9819円、予算執行率は71.5%、歳出は12億5279万4025円、予算執行率は69.3%で、歳入歳出差引残額4014万5794円は翌年度へ繰り越しいたしました。  決算書の478ページをお開き願います。  歳入について御説明申し上げます。  第1款使用料及び手数料は、区画整理事業に係る仮換地証明手数料、売市第一土地区画整理事業清算金徴収に係る督促手数料でございます。  480ページに参りまして、2款1項1目緊急地方道路整備事業補助金は、八戸駅西緊急地方道路整備交付金で、同じく1項1目の緊急地方道路整備事業補助金は、平成19年度の繰越明許費分でございます。
     2目土地区画整理事業国庫補助金は、八戸駅西土地区画整理事業費補助金で、同じく2目の土地区画整理事業国庫補助金は、平成19年度の繰越明許費分でございます。  482ページに参りまして、3款1項1目土地区画整理事業保留地処分金は、八戸駅西土地区画整理保留地3件と、売市第二土地区画整理保留地1件を処分したものでございます。  同じく2項1目財産貸付収入は、売市第一土地区画整理事業保留地に係る土地貸付収入でございます。  484ページに参りまして、第4款繰入金は、一般会計繰入金で、市施行の土地区画整理事業に対する一般会計からの繰入金でございます。  486ページに参りまして、第5款繰越金は、前年度繰越金と繰越明許費財源充当額でございます。  488ページに参りまして、6款1項雑入は、売市第一土地区画整理事業清算徴収金、現年度分及び過年度分のほか、社会保険料徴収金でございます。  490ページに参りまして、第7款市債は、八戸駅西土地区画整理事業についての土地区画整理事業債でございます。  492ページに参りまして、歳出について御説明申し上げます。  1款1項1目売市第一土地区画整理事業費は、清算金徴収に係る事務経費、未処分保留地に係る下水道受益者負担金でございます。  1款1項2目売市第二土地区画整理事業費は、予算現額519万2000円に対しまして支出済額375万7654円でございます。  支出の主なものは、15節工事請負費は路肩改修等工事、22節補償補填及び賠償金は、整地等補償を行ったものでございます。  494ページに参りまして、2款1項1目八戸駅西土地区画整理事業費は、予算現額11億3600万円に対しまして支出済額は5億8224万7549円で、差引残額5億5375万2451円のうち街路築造等工事、建物移転等補償費など5億5371万7000円を繰越明許費として翌年度へ繰り越しいたしました。これは、関係権利者との移転交渉に不測の日数を要したことによるものでございます。  支出の主なものは、13節の委託料は家屋調査業務等委託4件、確定測量業務委託及び街区・画地点測設委託2件などを行ったものでございます。  496ページに参りまして、15節工事請負費は、街路築造等工事5件及び整地等工事7件、19節負担金補助及び交付金は、水道管布設工事負担金9件など、22節補償補填及び賠償金は、建物移転等補償14戸及び整地等補償11件などを行ったものでございます。  また、同じく1目八戸駅西土地区画整理事業費は、平成19年度からの繰越明許費分で、支出の主なものは、家屋調査業務等委託料1件、街路築造等工事9件及び建物移転等補償15戸を行ったものでございます。  498ページに参りまして、第3款公債費は、土地区画整理事業実施に伴う借入金の元金及び利子償還金でございます。  以上で説明を終わります。 ○石橋 副委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。 ◆寺地 委員 通告外で1点だけちょっとお聞きします。総括表を見た場合に、予算の18億幾らに対して決算額が12億9000万円というふうなことで、予算に対して5億1000万円ほど少ない形で執行されているというふうなことですが、この理由についてちょっとお伺いしたいと思います。 ◎長谷川 駅西区画整理事業所長 お答えします。  これは平成20年度の繰越明許費5億5371万7000円の理由と内容というように承りました。昨年は6億2355万円の繰り越しがございました。これは大半が契約繰り越しでございまして、支払い先の決まっているものでございます。  当駅西土地区画整理事業費は総事業費240億円でございますけれども、今年度までで事業費ベース、事業量ともほぼ40%に近づいております。佳境に入ったと申しますか、工事にしろ建物移転にしろ、かなり大きなものも手がけておりまして、区域内を流れます浅水川に計画されております3本の橋梁のうち1本に昨年度から着工しておりますし、堅牢で大きな建物の移転など年度内において予算執行完了ができない物件につきましては繰り越しを行っている状況にございます。  さまざまな面から繰越額を減らしていく努力は続けておりますけれども、現在このような事情があることを御理解いただければと思います。  以上です。 ◆寺地 委員 詳細に御説明をいただきましてありがとうございました。区画整理については、やはり駅西等におきましては大変進捗が心配されておりますので、まず今後ともできるだけ予算を確保して進捗率の向上に努めていただくように御要望して終わります。 ○石橋 副委員長 ほかに御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○石橋 副委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成20年度八戸市都市計画土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。  平成20年度八戸市学校給食特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  歳入歳出の一括説明を求めます。 ◎高野 学校教育課長 それでは、平成20年度八戸市学校給食特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。  決算書の502ページをお開き願います。  予算額決算額総括表でございますが、歳入決算額の合計は19億9652万3004円で、予算執行率は99.6%でございます。  503ページに移りまして、歳出決算額は19億8592万422円で、予算執行率は99.1%でございます。その結果、歳入歳出差引残額1060万2582円は翌年度へ繰り越しいたしました。  504ページお開き願います。  歳入について御説明いたします。  1款1項1目給食費負担金は、児童生徒の保護者が納入した給食費と、南郷地区給食センター管理経費のうち、田代小中学校分を田代小学校中学校組合が負担納入したものでございます。  506ページに参りまして、2款1項1目総務使用料は、東地区給食センター敷地内の電柱設置に係る土地使用料でございます。  508ページをお開き願います。3款1項1目一般会計繰入金は、4地区給食センターの管理運営に要する事務費及び人件費のほか、市債の償還費用を一般会計から繰り入れしたものでございます。  510ページに参りまして、4款1項1目繰越金は、前年度からの繰越金でございます。  512ページに参りまして、5款1項1目雑入は、廃品等売払収入、消費税還付金が主なものでございます。  514ページをお開き願います。  歳出について御説明いたします。1款1項1目給食センター管理費の主なものは、4地区給食センター職員73人分の人件費のほか、7節賃金は、小中学校の配ぜん作業員及び給食センターのパート調理員の賃金、11節需用費は、食器類及び洗剤等購入の消耗品費、ボイラー用重油購入の燃料費、給食調理等センター運営に伴う光熱水費並びに施設設備の修繕料でございます。  12節役務費は、4給食センター電話料の通信運搬費、ボイラー性能検査等の手数料が主なものでございます。  13節委託料は、517ページにわたりますが、給食廃棄物収集運搬、廃水処理施設維持管理、給食運搬等のほか、南郷地区給食センター業務委託に要した経費でございます。  14節使用料及び賃借料は、給食センターのOA機器等借上料、16節原材料費は、設備機器類の部品等の購入経費、18節備品購入費は、北地区給食センターの食器洗浄機の更新、東地区給食センターの揚げ物機の更新に要した経費が主なものでございます。  518ページに参りまして、2款1項1目給食費は、学校給食用賄材料購入経費でございます。  520ページに参りまして、3款1項公債費は、給食センター施設整備のための借入金の元金及び利子償還金でございます。  以上で説明を終わります。 ○石橋 副委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○石橋 副委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成20年度八戸市学校給食特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。  平成20年度八戸市都市計画下水道事業特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  歳入歳出の一括説明を求めます。 ◎鬼柳 下水道業務課長 それでは、平成20年度八戸市都市計画下水道事業特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。  決算書の524ページをお開き願います。  予算額決算額総括表についてですが、歳入の決算額合計は170億9530万3747円で、執行率は94.0%でございます。  525ページに参りまして、歳出の決算額合計は169億3861万2523円で、執行率は93.1%でございます。歳入歳出差引残額1億5669万1224円は平成21年度へ繰り越しいたしました。  526ページをお開き願います。  歳入について御説明申し上げます。  1款1項負担金は、下水道の排水区域内で下水道を使用できる土地所有者等から建設費用の一部として徴収した下水道受益者負担金でございます。  2項分担金は、下水道の排水区域外で許可を受け下水道を使用する土地所有者等から徴収した下水道受益者分担金でございます。  528ページをお開き願います。  2款1項使用料は、下水道の使用者から施設等の維持管理費用等に充てるため徴収した公共下水道使用料が主なものでございます。  2項手数料は、次の530ページにわたりますが、排水設備工事完成検査に伴う公共下水道手数料が主なものでございます。  532ページに参りまして、第3款国庫支出金は、下水道施設の建設に伴う下水道事業国庫補助金でございます。収入未済額の5億2694万円は、繰越明許費特定財源として平成21年度へ繰り越ししております。  534ページをお開き願います。  第4款繰入金は、下水道事業に対する一般会計からの繰入金、536ページに参りまして、第5款繰越金は、前年度からの繰越金と繰越明許費に対する財源充当額でございます。  538ページをお開き願います。  第6款諸収入は、2項1目1節の消費税還付金が主なものでございます。  540ページに参りまして、第7款市債は、下水道施設の建設に伴う下水道事業債及び公的資金借換分が主なものでございます。  542ページをお開き願います。  歳出について御説明申し上げます。  1款1項1目一般管理費は、業務課職員19人分の人件費のほか、13節の使用料徴収委託料、新都市開発整備事業関連公共下水道事業委託料、次の544ページに参りまして、19節の馬淵川流域下水道維持管理負担金が主なものでございます。  2項1目団地管理費は、旭ヶ丘、是川の2団地の処理場の維持管理経費で、施設課職員2名分の人件費のほか、11節の光熱水費、修繕料、13節の処理場運転業務委託料、546ページにわたりますが、15節の管きょ布設替等工事費が主なものでございます。  3項1目東部処理場管理費は、東部終末処理場の維持管理経費で、施設課職員9人分の人件費のほか、11節の光熱水費、修繕料、13節の脱水ケーキ等処理業務委託料、次の548ページにわたりますが、東部終末処理場運転監視業務委託料が主なものでございます。  4項1目管きょ管理費は、布設済みの管渠等の維持管理経費で、施設課職員9人分の人件費のほか、次の550ページにわたりますが、11節の修繕料、13節の管きょ清掃委託料、15節の管きょ布設替等工事費が主なものでございます。  また、平成19年度からの繰越明許費分は、15節の管きょ布設替等工事費でございます。  5項1目ポンプ場管理費は、沼館、小中野、類家、類家南の雨水ポンプ場4カ所、新都市第一、第二、第三及び館鼻の汚水中継ポンプ場4カ所の維持管理経費で、施設課職員2人分の人件費のほか、552ページにわたりますが、11節の光熱水費、修繕料、13節の運転業務委託料、電気設備点検等委託料が主なものでございます。  554ページをお開き願います。  2款1項1目建設費は、建設課及び施設課職員34人分の人件費のほか、13節の調査設計委託料、15節の管きょ等整備工事費、ポンプ場処理場改築工事費、次の556ページに参りまして、19節の馬淵川流域下水道事業負担金が主なものでございます。  また、平成19年度からの繰越明許費分は、15節の管きょ等整備工事費及びポンプ場処理場改築工事費でございます。  558ページをお開き願います。  第3款公債費は、下水道事業債の元金、利子及び一時借入金の利子償還金でございます。  以上で説明を終わります。 ○石橋 副委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。 ◆畑中 委員 2つだけお聞きします。ここの河原木第2排水ポンプ場建設事業費の補助の割合は、何か5割というふうに聞いていたのですが、これで間違いないかということをまず先にお聞きします。 ◎風穴 下水道建設課長 そのとおりで、補助率は5割でございます。 ◆畑中 委員 それで、それから比べると、この下水道の国庫補助というものは、もう大分前から変わらないで、この会計全体のざっと1割ぐらいしかないんです。もう少しこの補助を上げさせるように全国で問題にしていると思うのだけれども、これをもう少し上げられる方法はないですか。国のほうでもうちょっと上げて、八戸の下水道普及率ももう少し高めるようにしなければいけないと思うのだけれども、今の河原木第2排水ポンプ場は5割で、下水道会計を見ると、ざっと1割ぐらいです。国の補助、国庫支出がちょっと低過ぎるのではないかと。その辺をどう考えていますか。 ◎風穴 下水道建設課長 お答え申し上げます。  補助率が5割ということにつきまして、今現在は国の補助金の制度は5割というものがほとんどでございます。中には10分の5.5というものもございますが、それに関しては特殊な部分がほとんどでございますので、八戸に限らず全国で5割という状況でやっております。  そういう状況でございますので、八戸だけで頑張って上げてくださいということはなかなか難しいところがございます。  以上でございます。 ◆畑中 委員 いや、いや、5割のものはいいんです。5割だったらよいほうでしょう。地域観光交流施設だって4割なんだから。そうでなくて、この下水道会計全体に対する国庫支出金の割合が、1割ぐらいでしょう。国保会計へは27%の国庫支出金が来ています。それに比べても、文化のバロメーターであるこの下水道事業に対する国庫支出金が、青森では低いのではないかと。これを見れば事業の会計全体の1割ぐらいでしょう。市の去年の予算では181億円の事業費で、国庫支出金は19億円だけでしょう。これが低過ぎるのではないかということです。これを上げたらどうかということです。 ◎風穴 下水道建設課長 お答え申し上げます。
     今、全体の事業費の中でごらんになって、そういう御発言をいただいたと思いますが、新設の工事請負費で言いますと、全体で36億5700万円工事を行っております。そのうち補助事業で行っている工事が27億8600万円、それから純粋に単独と言いますか、起債事業で行っているものが13億9300万円ですので、全体工事費に対する割合からいけば、半分以上、7割、8割は補助事業でございます。補助金で言いますと、全体工事費の38%ということになっています。  以上でございます。 ◆畑中 委員 工事だけで見ると38%の補助と。でも、毎年見ているのですが、国庫支出が少ないためなのかどうかわからないけれども、ここの会計の借金が655億円残っているでしょう。一般会計に次いで特別会計で一番多いんです。  だから、こういうことがあるからなかなか八幡のほうまで下水道が来ないのかなと思って心配しているのです。もうちょっと国のほうに補助を出してもらわなければ、なかなか、私などは、あと10年くらいで賞味期限が切れるから、それまでにできるかどうかわからないけれども。もうちょっと上げてもらったほうがよいのではないかということだけ要望して、ここは終わります。 ○石橋 副委員長 以上で事前通告による質疑を終わります。  ほかに御質疑ありませんか。 ◆山名 委員 ちょっと一般質問のおさらいということで再度お聞きしたいと思いますけれども、ポンプ場の設置が平成19年度で4カ所だと思いますが、平成20年度で9カ所ということは、これは1年の間にポンプ場が5カ所ふえたというとらえ方でよいのでしょうか。 ◎鬼柳 下水道業務課長 済みません、ちょっと質問の趣旨がはっきりわからないので、もう一度確認させていただきたいのですが。 ◆山名 委員 答弁の中で処理場が3カ所でポンプ場が9カ所というふうになっていたのですが、これは平成20年度現在となっていました。私がホームページで確認したものは平成19年度に中継ポンプ場が4カ所というふうになっているのだけれども、その違いは何ですかということです。通常のポンプ場と中継ポンプ場とは違うのかな。 ◎風穴 下水道建設課長 お答え申し上げます。  通常のポンプ場と言いますか、雨水のポンプ場は4カ所でございます。これは小中野、類家、類家南、沼館の4カ所です。それから、今、河原木第2排水ポンプ場を建設しております。そのほかの汚水の中継ポンプ場というものは、汚水が川を越せるようにつくっております、館鼻などにある中継ポンプ場のことで、それが4カ所ということでございます。 ◆山名 委員 わかりました。  それでは、合併処理浄化槽についてちょっと聞きたいのですが、水洗化率が高まらないということは、要するにちょっと経済的に工事が困難だということが最も大きい理由だということです。合併処理浄化槽のほうには補助金がつきますよね。下水道を接続するときの補助金というものは特別なくて、利子の補てんぐらいしかないと。これはどうなんですか、省庁の違いによってその補助内容が違ってくるのかな。 ◎鬼柳 下水道業務課長 ちょっと細かい資料が手持ちにないので、細かい数字まではここでは言えませんけれども、合併処理浄化槽の設置補助金につきましては環境省のほうで行っております水環境整備の循環型社会形成推進ということでの補助がございます。これは設置費用の約4割まで補助しましょうと。その中の3分の1を国が、6分の1を県が、残り2分の1を市が持つという補助体制でございます。  ただ、下水道のほうにつきましては、現在は特にそういう国からの補助という形のものはございません。やるとすれば、市が工事費の中の一部を使えるかどうかということはあるかもしれないのですけれども、市の持ち出しの部分になるかと思っております。  以上です。 ◆山名 委員 その辺を解決しなければなかなか進んでいかないのかなというような気がしていました。特にこの農業集落排水のほうが平成20年度で水洗化率が60%かそこらということで、まだまだ普及がおくれているというようなことですが、この間も質問したように、県内の他の郡部で、結構90%を超えていたり80%を超えていたりするところがあるのだけれども、この非常におくれているという理由は、金がないということはほかも一緒だと思うのですが、その違いはどのように見ているのですか。 ◎鬼柳 下水道業務課長 申しわけございません。実際に郡部のほうで90%という数字が、ちょっと私どものほうの資料にございませんでして、まだ調査不足であります。  ただ、ある町では農集を始めるときに約束してもらって、手を挙げていただいて、それで農集を引くということをやっていると思いますけれども、その段階である程度の補助金を用意していたということも耳にしております。ただ、細かい状況につきましては、ちょっとここでは申し上げられないので、申しわけございません。 ◆山名 委員 理由は書いていないけれども、県の調査で郡部のほうの水洗化率がかなり高いと出ています。もちろん低いところもあるのだけれども、そういうことで、ちょっと開きがあるなということでお聞きしたわけです。  もう1つは合流管の問題で、確かに越流堰を設ければ、それなりの効果はあるのでしょうけれども、ただし、一定以上の雨になると汚水と雨水がまざって川に流されてしまうということで、盛岡あたりのほうでは管を取りかえるような工事をやるというようなことになっているようです。  どうなのでしょうか、確かに金のかかる話ではあるけれども、やはり汚水がそのまま川に流れてしまうということについては、越流堰だけで対応し切れない部分があるのではないかというようなことで、ちょっとお聞きしたいと思います。 ◎風穴 下水道建設課長 お答えいたします。  越流堰は今までやってきております。それからろ過スクリーンなどはやってきております。まだ終わっておりませんで、これから雨水滞水池を東部終末処理場のほうへつくりまして、大雨が降った際にはそちらのほうへ滞留するような形で整備を進めておいて、できるだけ川に流さないようにするという方法を考えております。  ほかの都市では管を入れかえて、分流にしているのではないかというお話でしたが、確かにできればよろしいのですが、現在のところまだ未普及の状況がかなりありますので、どうしてもそちらのほうへ力を入れていかなければならないというところで、今の合流の改善のやり方でやっていきたいというふうに考えております。 ◆山名 委員 わかりました。  あと、公共下水道基本計画の部分で、これから検討委員会なるものを設置して計画していくということですが、今現在のところ、年間1%ぐらいの下水道の普及率の伸びというようなことになっていますけれども、これをもう少し、1%を2%にするとかいうような考え方はないのですか。今現在の進み方でもっと進めていくということが基本になっているのでしょうか。 ◎風穴 下水道建設課長 委員のおっしゃるとおり、2%、3%に上げられればよろしいのですが、八戸の場合は他都市と比べましても、今、密集しているところばかりを整備している状況ではないものですから、管を入れた割には普及率が伸びないような状況にあります。  ですので、おっしゃるように2%にしたい、3%にしたいという気持ちはありますが、なかなかそのような状況にならないところでございます。 ◆山名 委員 わかりつつ伺いましたけれども、畑中委員ではないですが、石手洗に来るまで相当時間がかかるなというようなことですので、何ぼでも努力してお願いしたいということです。 ○石橋 副委員長 ほかに御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○石橋 副委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成20年度八戸市都市計画下水道事業特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。  平成20年度八戸市公共用地取得事業特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  歳入歳出の一括説明を求めます。 ◎今泉 建設部次長兼建築住宅課長 平成20年度八戸市公共用地取得事業特別会計歳入歳出決算について御説明いたします。  決算書の562ページをお開き願います。  歳入決算額の合計は9222万2263円、歳出決算額の合計は同じく9222万2263円で、予算執行率はともに100%でございます。  564ページをお開き願います。  歳入について御説明いたします。  1款1項1目一般会計繰入金は、元金、利子償還分の一般会計からの繰入金でございます。  566ページに参りまして、2款1項1目公共用地取得事業債は、市営住宅白山台ヒルズの用地取得事業に係る市債でございます。  568ページをお開き願います。  歳出について御説明いたします。  1款1項1目白山台ヒルズ用地取得事業費は、八戸ニュータウン内の市営住宅白山台ヒルズの用地購入費でございます。  570ページに参りまして、2款1項公債費の1目元金、2目利子は、市営住宅白山台ヒルズ用地取得事業借入金の元金、利子を償還したものでございます。  以上で説明を終わります。 ○石橋 副委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○石橋 副委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成20年度八戸市公共用地取得事業特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。  平成20年度八戸市都市計画駐車場特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  歳入歳出の一括説明を求めます。 ◎在家 都市政策課長 都市計画駐車場特別会計について御説明申し上げます。  決算書の574ページをお開きください。  歳入決算額の合計は1億3650万7951円、歳出決算額の合計は1億2706万1636円で、差し引き944万6315円は、翌年度に繰り越しいたしました。  576ページに参りまして、歳入でございますが、1款1項1目駐車場使用料は、中央駐車場、別館前駐車場、八戸駅西口駐車場及び八戸駅東口駐車場の使用料でございます。  578ページに参りまして、2款1項1目繰越金は、前年度からの繰越金でございます。  580ページに参りまして、3款1項1目災害復旧費は、駐車場災害復旧事業債でございます。  582ページに参りまして、歳出でございますが、1款1項1目中央・別館前駐車場管理費は、中央駐車場と別館前駐車場の管理運営に要した費用でございます。その主なものは、13節の中央・市庁別館前駐車場指定管理料でございます。  2目八戸駅東西口駐車場管理費は、八戸駅東口駐車場及び八戸駅西口駐車場の管理運営に要した費用でございます。その主なものは、13節の八戸駅東西口広場駐車場指定管理料でございます。  584ページに参りまして、2款1項公債費は、別館前駐車場事業債の借入金の元金、利子を計画に従って償還したものでございます。  586ページに参りまして、3款1項1目繰出金は、一般会計へ繰り出したものでございます。  588ページに参りまして、4款1項1目災害復旧費は、中央駐車場災害復旧工事費でございます。  以上で説明を終わります。 ○石橋 副委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○石橋 副委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成20年度八戸市都市計画駐車場特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。  平成20年度八戸市中央卸売市場特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  歳入歳出の一括説明を求めます。 ◎松橋 中央卸売市場次長 平成20年度八戸市中央卸売市場特別会計決算について御説明いたします。  決算書の592ページをお開きください。  歳入決算額の合計は2億6990万3630円で、予算執行率は101%でございます。  歳出決算額の合計は2億5935万3412円で、予算執行率は97.1%でございます。その結果、差引残額の1055万218円は翌年度へ繰り越すことといたしました。  次に、594ページをお開き願います。  歳入について御説明申し上げます。  第1款使用料及び手数料は、卸売業者等の市場使用料、付属施設使用料、証明手数料でございます。  続いて、596ページをお開き願います。  第2款財産収入の物品売払収入は、科目存置しましたが、収入がありませんでした。  598ページをお開き願います。  第3款繰入金は、一般会計から6025万7000円を繰り入れしたものでございます。  次の600ページをお開き願います。  第4款は、前年度からの繰越金736万7792円でございます。  602ページをお開き願います。  第5款諸収入は、市場施設使用者の電気水道使用料等経費の負担と、その他の収入、合わせて3853万802円でございます。  604ページをお開き願います。  第6款市債1580万円は、市場施設改修工事に充当したものでございます。  次に、606ページをお開き願います。  歳出について御説明申し上げます。  第1款総務費のうち1項1目一般管理費は、608ページにわたりますけれども、市場運営、施設管理に係る市場長ほか8人分の人件費及び管理費でございます。その主なものとしては、11節需用費は、光熱水費や施設の修繕等に要した費用でございます。  13節委託料は、市場施設維持管理に係る委託料で、清掃業務、廃棄物運搬業務、警備業務等がその主なものでございます。  続いて、608ページをお開き願います。  15節工事請負費は、青果部及び花卉部の卸売場にITV監視カメラの設置に要した1585万5000円でございます。  19節負担金補助及び交付金は、全国中央卸売市場協会等の負担金でございます。  27節公課費468万1900円は、市場使用料及び諸収入に賦課された消費税でございます。  次の1款1項2目運営協議会費は、市場運営協議会及び市場取引委員会委員報酬等、その運営に要した経費でございます。
     次の610ページをお開き願います。  第2款公債費は、市場整備費借入金の元金及び利子の償還金合わせて7205万8493円でございます。  以上で説明を終わります。 ○石橋 副委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○石橋 副委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成20年度八戸市中央卸売市場特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。  平成20年度八戸市老人保健特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  歳入歳出の一括説明を求めます。 ◎工藤 市民生活部次長兼国保年金課長 それでは、平成20年度八戸市老人保健特別会計歳入歳出決算について御説明を申し上げます。  決算書の614ページをお開き願います。  予算額決算額総括表でございますが、歳入決算額の合計は24億4894万5408円で、予算執行率は101.2%でございます。  615ページに参りまして、歳出決算額の合計は23億6765万8061円で、予算執行率は97.9%でございます。その結果、歳入歳出差引残額8128万7347円は翌年度へ繰り越すものであります。  616ページをお開き願います。  歳入について御説明を申し上げます。  第1款支払基金交付金は、医療費の50%の額及び審査支払手数料の100%の額を医療保険の各保険者の負担分として社会保険診療報酬支払基金から交付を受けたものであります。  618ページに参りまして、第2款国庫支出金は、医療費の12分の4相当額を国の負担分として交付を受けたものであります。  620ページに参りまして、第3款県支出金は、医療費の12分の1相当額を県の負担分として交付を受けたものであります。  622ページに参りまして、第4款繰入金は、市の負担分として医療費の12分の1相当額を一般会計から繰り入れたものでございます。  624ページに参りまして、第5款繰越金は、前年度からの繰越金でございます。  626ページに参りまして、第6款諸収入でございますが、1項1目第三者納付金は、交通事故等に係る医療費として加害者から納付されたものであります。  1項2目返納金は、老人保健制度が平成20年度をもって後期高齢者医療制度へ移行したことに伴い、医療費の過誤分につきまして例月の調整ができなくなったため、保険医療機関から直接返納されたものであります。  628ページをお開き願います。  歳出について御説明申し上げます。  第1款医療諸費でありますが、1項1目医療給付費は、入院、通院等の医療費を支出したものであります。  1項2目医療費支給費は、整骨院等の施術費やコルセット代及び高額医療費などの費用を支出したものであります。  1項3目審査支払手数料は、診療報酬請求明細書の審査、支払事務に要した費用について社会保険診療報酬支払基金及び青森県国民健康保険団体連合会に対して支出したものであります。  630ページに参りまして、第2款諸支出金でありますが、2項1目繰出金は、前年度までの当会計繰越金を一括して一般会計へ繰り出ししたものであります。  以上で説明を終わります。 ○石橋 副委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○石橋 副委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成20年度八戸市老人保健特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。  平成20年度八戸市霊園特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  歳入歳出の一括説明を求めます。 ◎大村 市民生活部次長兼市民課長 それでは、平成20年度八戸市霊園特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。  決算書の634ページをお開き願います。  予算額決算額総括表でございますが、歳入決算額の合計は5300万8659円で、予算執行率は105.8%でございます。  635ページに移りまして、歳出決算額の合計は4864万9253円で、予算執行率は97.1%で、歳入歳出差引残額435万9406円は翌年度へ繰り越ししたものでございます。  次に、歳入歳出決算の概要を御説明申し上げます。  636ページをお開き願います。  歳入でございますが、第1款使用料及び手数料は、返還されました東霊園、西霊園の墓地及び南郷中央霊園の墓地を新たに使用許可した34件の永代使用料と年間の維持管理料が主なものでございます。  638ページをお開き願います。  第2款繰入金は、霊園の管理運営に要する経費につきまして一般会計から繰り入れしたものでございます。  640ページをお開き願います。  第3款繰越金は、前年度からの繰越金でございます。  642ページをお開き願います。  第4款諸収入は、東霊園に設置されている無縁塔に供えられたさい銭でございます。  644ページをお開き願います。  歳出について御説明申し上げます。  1款1項1目霊園管理費は、東霊園、西霊園及び南郷中央霊園の管理運営にかかわる経費で、職員1人分の人件費のほか、東霊園、西霊園の指定管理料などの運営費が主なものでございます。  646ページをお開き願います。  2款1項公債費は、西霊園整備事業のために借り入れした借入金の元金とその利子及び東霊園施設整備のために借り入れした借入金の利子を償還したものでございます。  以上で説明を終わります。 ○石橋 副委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○石橋 副委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成20年度八戸市霊園特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。  平成20年度八戸市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  歳入歳出の一括説明を求めます。 ◎鬼柳 下水道業務課長 それでは、平成20年度八戸市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。  決算書の650ページをお開き願います。  予算額決算額総括表についてですが、歳入の決算額合計は3億499万2198円で、執行率は100.6%でございます。  651ページに参りまして、歳出の決算額合計は2億9912万1787円で、執行率は98.7%でございます。歳入歳出差引残額587万411円は平成21年度に繰り越しいたしました。  652ページをお開き願います。  歳入について御説明を申し上げます。  第1款分担金及び負担金は、農業集落排水施設を使用できる区域の土地所有者等から建設費用の一部として徴収した農業集落排水受益者分担金でございます。  654ページに参りまして、第2款使用料及び手数料は、農業集落排水施設の使用者から施設等の維持管理費用等に充てるため徴収した農業集落排水使用料が主なものでございます。  656ページをお開き願います。  第3款繰入金は、農業集落排水事業に対する一般会計からの繰入金でございます。  658ページをお開き願います。  第4款繰越金は、前年度からの繰越金、660ページに参りまして、第5款諸収入は、消費税還付金、662ページになりますが、第6款市債は、農業集落排水事業債でございます。  664ページをお開き願います。  歳出について御説明申し上げます。  1款1項1目一般管理費は、13節の使用料徴収等委託料が主なものでございます。  2項1目処理場管理費は、農業集落排水処理場の維持管理経費で、11節の光熱水費、修繕料、12節の通信運搬費、13節の処理場維持管理委託料が主なものでございます。  666ページに参りまして、3項1目管きょ管理費は、布設済みの管渠等の維持管理経費で、13節の管路清掃委託料、15節の汚水桝等移設工事費が主なものでございます。  668ページをお開き願います。  2款1項1目建設費は、15節の管路施設工事費でございます。  670ページになりますが、第3款公債費は、農業集落排水事業債の元金及び利子の償還金でございます。  以上で説明を終わります。 ○石橋 副委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○石橋 副委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成20年度八戸市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。  平成20年度八戸市介護保険特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  歳入歳出の一括説明を求めます。 ◎日山 介護保険課長 平成20年度八戸市介護保険特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。  決算書の674ページをお開き願います。  歳入決算額の合計は149億8483万7511円で、予算執行率は99.9%であります。  次のページに移りまして、歳出決算額の合計は145億3333万3201円で、予算執行率は96.9%となり、歳入歳出差引残額4億5150万4310円は翌年度へ繰り越したものであります。  676ページをお開き願います。  歳入について御説明申し上げます。  第1款保険料は、65歳以上の第1号被保険者の保険料であります。平成18年度から平成20年度までの第3期事業計画期間において基準保険料を月額4800円と定め、所得段階別に7段階の保険料を設定し、徴収いたしました。  予算額29億1911万1000円、調定額31億6525万9446円に対する収入済額は29億8274万4786円であります。現年度分の収納率は97.7%となっております。  678ページをお開き願います。
     第2款使用料及び手数料は、保険料に係る督促手数料であります。  680ページをお開き願います。  第3款国庫支出金の内訳としまして、1項1目介護給付費負担金は、保険給付費に対する一定割合の国庫負担金であります。施設分15%、その他20%であります。  2項1目調整交付金は、市町村間の保険料基準額の格差を是正するための普通調整交付金で、標準給付費の5%を基準に交付割合が算定されるものであります。平成20年度における交付割合は4.82%となっております。  2項2目地域支援事業交付金は、地域支援事業費に対する国庫補助金であります。介護予防事業分25%、包括的支援事業分40.5%であります。  2項3目介護保険システム改修事業費補助金は、制度改正等に伴い必要となったシステム改修に対する補助金であります。  2項4目介護従事者処遇改善臨時特例交付金は3月に補正させていただいたものですが、介護従事者の処遇改善による介護報酬3%増額改定に伴う介護保険料の急激な上昇を抑制するための財政措置であります。  682ページをお開き願います。  第4款支払基金交付金は、保険給付費に対する第2号被保険者の負担分であります。  1項1目介護給付費交付金及び1項2目地域支援事業交付金は、介護給付費及び地域支援事業のうち、介護予防事業費のそれぞれ31%について、社会保険診療報酬支払基金から交付金を受けるものであります。  684ページをお開き願います。  第5款県支出金のうち、1項1目介護給付費負担金は、保険給付費に対する県負担金でございます。施設分17.5%、その他12.5%であります。  2項1目地域支援事業交付金は、地域支援事業費に対する県補助金であります。介護予防事業分12.5%、包括的支援事業分20.25%であります。  686ページをお開き願います。  第6款財産収入は、介護保険特別会計財政調整基金から生じた利息収入であります。  688ページをお開き願います。  第7款繰入金は、保険給付費及び地域支援事業費に対する一定割合の市の負担分のほか、事務費及び人件費についての市の一般会計からの繰入金であります。  690ページをお開き願います。  第8款繰越金は、前年度からの繰越金であります。  692ページをお開き願います。  第9款諸収入は、1項2目の社会保険料等徴収金のほか、2項1目の第1号被保険者延滞金が主なものであります。  694ページをお開き願います。  歳出について御説明申し上げます。  1款1項1目一般管理費は、職員21人分の人件費及び物件費が主なものであります。  696ページに参りまして、1項2目計画等策定委員会経費は、介護・高齢福祉部会委員への謝礼及び運営に関する経費であります。  2項1目賦課徴収費は、保険料賦課徴収費に係る物件費であります。  3項1目認定調査費は、次の698ページにわたりますが、非常勤特別職の介護支援専門員6人分の報酬のほか、主治医意見書作成手数料、要介護認定訪問調査委託料が主なものであります。  698ページに参りまして、3項2目介護認定審査会費は、八戸地域広域市町村圏事務組合で行っている介護認定審査会に係る負担金であります。  700ページをお開き願います。  第2款保険給付費は、要介護認定者が受けましたサービスに係る給付費で、支出額132億7788万6352円で、これは介護保険特別会計歳出総額の91.4%を占めるものであります。  主なものとして、1項1目居宅介護サービス等給付費は、ホームヘルプやデイサービスなど在宅で受けるサービスに対するものであります。  1項2目地域密着型介護サービス給付費は、住みなれた地域での生活を継続するためのサービスで、グループホーム等でのサービスに対するものであります。  1項3目施設介護サービス等給付費は、施設入所サービスに対するものであります。  1項6目居宅介護サービス計画等給付費は、要介護認定者のうち在宅サービス利用者のケアプランに係るものであります。  2項1目介護予防サービス等給付費は、要支援認定者が受けるサービスに対するものであります。  702ページに参りまして、2項5目介護予防サービス計画等給付費は、要支援認定者のうち在宅サービス利用者のケアプランに係るものであります。  3項1目審査支払手数料は、青森県国民健康保険団体連合会に支払う介護報酬請求に係る審査支払手数料であります。  4項1目高額介護サービス費は、1カ月の利用者負担が一定上限額を超えたときに、高額介護サービス費として払い戻したものであります。  5項1目特定入所者介護サービス費は、食費、居住費の自己負担化に伴い、所得に応じた負担限度額と基準費用額との差額分を保険給付したものであります。  704ページをお開き願います。  第3款財政安定化基金拠出金は、青森県が設置した基金に対する拠出金であります。この基金は、国、県、市町村がそれぞれ3分の1を拠出し、保険財政の悪化した市町村に対して貸し付け等を行うことを目的に設置されているものであります。  706ページをお開き願います。  第4款地域支援事業費は、介護が必要にならないように予防を推進する事業等を行うものでございます。  1項1目介護予防特定高齢者施策事業費は、訪問保健指導員3人分の人件費、事務費及び在宅介護支援センター推進事業委託料が主なものであり、介護等が必要となるおそれの高い高齢者の実態把握等を行ったものであります。  1項2目介護予防一般高齢者施策事業費は、在宅介護支援センター推進事業委託料が主なものであり、全高齢者を対象として、介護予防の普及啓発、支援を行ったものでございます。  708ページをお開き願います。  2項1目包括的支援事業費は、次の710ページにわたりますが、地域包括支援センター職員の人件費及び在宅介護支援センター推進事業委託料が主なものであり、総合相談、継続的ケアマネジメント等を行ったものであります。  710ページに参りまして、2項2目任意事業費は、寝たきり高齢者等介護者慰労金、介護用品助成費が主なものであります。  712ページをお開き願います。  5款1項1目基金積立金は、後年度の財源調整を図るため、剰余金である前年度繰越金の残額等を介護保険特別会計財政調整基金に積み立てるものであります。  1項2目介護保険臨時特例基金積立金は、介護従事者の処遇改善による介護報酬3%増額改定に伴います介護保険料の急激な上昇を抑制するため、同基金に積み立てるものであります。  714ページをお開き願います。  第6款公債費は、財政安定化基金からの借入金に係る同基金に対する償還金であります。  716ページをお開き願います。  7款1項1目第1号被保険者保険料還付金は、被保険者の死亡等の理由による還付金でございます。  1項2目償還金は、国県及び支払基金からの介護給付費負担金の平成19年度受入超過分をそれぞれ返還したものであります。  以上で介護保険特別会計歳入歳出決算の説明を終わります。 ○石橋 副委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。 ◆畑中 委員 2つだけ聞きたいのですが、まず安くてよい特別養護老人ホームをいっぱいつくってくれという要望があるのだけれども、来年はこの計画がないと聞いていたのですが、特別養護老人ホームの建設予定はないのですか。 ◎日山 介護保険課長 大きな特別養護老人ホームの建設の予定はありませんが、今年度、29人定員の小規模特別養護老人ホーム公募選定の作業に入っております。今週の月曜日に締め切りまして、今2法人からの応募がございまして、介護高齢福祉部会のほうで選定作業に入ります。  以上です。 ◆畑中 委員 まあ、国はよい制度をつくったと思いますよ。こういう介護保険というものをつくって、一般の人に負担をかけたり、地方自治体に負担をかけるこういう特別養護老人ホームをつくって、たくさんつくれば、また保険料を上げなければいけない仕組みをつくったので、本当に国の官僚たちは、頭のよい人ばかりで、よいことを考えるものだとつくづく思います。国保もそうです。  だからそういう施設をいっぱいつくっていかなければならないというような声がたくさんあるんだけれども、やはり高くて入れない。入っても食費、居住費で、かつて取られなかったものがどんどん取られるようになって、入れば10万円は下らないと言います。  だから、2人面倒を見ている方は、支払いが2人分で20万円かかって、もう自分の給料より高いから、面倒を見ているけれども、いつまで見ていられるかわからないというふうに、そういう深刻な問題がありますので、私はこういうものをつくるためにも、やはり国の補助をもっとふやしていくことをしなければ、介護保険の問題は解決しないのではないかと思います。  私も、あと何年もしないでこういうところで面倒を見られなければならないものですから、本当に深刻なんです。皆さんどう思っていますか、もう少し国や県の―― まあ、国県と言っても、県のほうは貧乏だから、やはり国の上のほうでちゃんと見てもらうような補助をふやさせることをしなければいけないと思いますが、そこの考え方だけちょっと聞いて、終わります。 ◎日山 介護保険課長 ことしの2月に県が行った調査によりますと、この圏域で206人の方が特別養護老人ホームへの入所を待っているんです。例えば200人分の特別養護老人ホームをふやしますと、介護保険料で約220円上昇します。今4800円の基準額でございますが、これが5000円を超えることになります。  ですので、サービスが大きくなると保険料が上がるのは介護保険の宿命でございます。また、低所得の方もふえているわけでして、窓口にも払えないとか、そういう御相談もございます。その辺は、やはり国の補助金をふやすなりの方策しかないのかなとは思っております。 ○石橋 副委員長 ほかに御質疑ありませんか。 ◆夏坂 委員 1点お聞きします。居宅介護福祉用具の貸与についてということで、先日ある新聞で、この福祉用具の貸与額に、業者によってばらつきがあって、不当に高額に請求する業者もあるということで、厚生労働省が是正支援に乗り出したということでした。こういうばらつきとかというものは、当市においても実際にあるものかどうか、まずちょっとお聞きしたいと思います。 ◎日山 介護保険課長 これはいわゆる外れ値というもので、同じ製品を借りても値段が物すごく違うんですよ。これは市内でもございます。それで、年度内に厚生労働省がその基準を出すというお話でしたが、まだ出ておりません。おっしゃるとおり、そういう外れ値の事業をしているところはあります。 ◆夏坂 委員 例えばどれぐらい開きがあるとか、何かそういう調査結果はありますか。 ◎日山 介護保険課長 数百円の差があるそうです。 ◆夏坂 委員 何かほかのところだと、7倍の差があるようなところもあるそうなので、そういう意味では、八戸市は数百円ということでちょっと安心しました。やはりなるべく公平にと言いますか、適正な価格で利用者の皆さんがサービスを受けられるような対応はしなければならないと思います。厚生労働省のシステムというか、それが今後示されるということで、そこをきちっと注視と言いますか、その準用をできるようにしっかりと対応していただければと思います。  以上です。 ○石橋 副委員長 以上で事前通告による質疑を終わります。  ほかに御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○石橋 副委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成20年度八戸市介護保険特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。  平成20年度八戸市国民健康保険南郷診療所特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  歳入歳出の一括説明を求めます。 ◎曽我 南郷区役所市民生活課長 それでは、説明いたします。平成20年度八戸市国民健康保険南郷診療所特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。  決算書の720ページをお開き願います。  予算額決算額総括表についてですが、歳入決算額の合計は1億7024万9708円で、予算執行率は101.8%でございます。  721ページに参りまして、歳出決算額の合計は1億5371万1974円で、予算執行率は91.9%でございます。その結果、歳入歳出差引残額1653万7734円は翌年度へ繰り越しいたしました。  722ページをお開き願います。  歳入について御説明申し上げます。  第1款診療収入は、内科及び歯科の外来診療の収入や健康診断等の諸検査の収入でございます。  724ページに参りまして、第2款使用料及び手数料は、診断書等文書証明手数料が主なものでございます。  726ページに参りまして、第3款繰入金は、一般会計からの繰り入れでございますが、平成20年度は繰り入れはございませんでした。  728ページに参りまして、第4款繰越金は、前年度からの繰越金でございます。  730ページに参りまして、第5款諸収入は、各種予防接種や健康診断等の受託事業収入、予防接種の個人負担金の収入及び歯ブラシ等の物品販売収入が主なものでございます。  732ページをお開き願います。  歳出について御説明申し上げます。  第1款総務費は、734ページにわたりますが、1項1目一般管理費は、職員7人分の人件費及び物件費が主なものでございます。  736ページに参りまして、第2款医業費でございますが、1項1目医療用機械器具費は、超音波診断装置、医療事務コンピュータ、在宅酸素ボンベ等の借上料が主なものであります。  1項2目医療用消耗器材費は、内科及び歯科医療用消耗器材の購入費及び医科諸検査等委託料、歯科義歯技工の委託料でございます。  1項3目医療用衛生材料費は、医薬品や注射液等の医薬材料の購入費でございます。  738ページに参りまして、第3款公債費は、診療所建設等に係る起債の元利償還金でございます。
     740ページに参りまして、第4款予備費は、支出ゼロでございます。  以上で説明を終わります。 ○石橋 副委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○石橋 副委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成20年度八戸市国民健康保険南郷診療所特別会計歳入歳出決算の質疑を終了いたします。  平成20年度八戸市住宅用地造成事業特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  歳入歳出の一括説明を求めます。 ◎今泉 建設部次長兼建築住宅課長 平成20年度八戸市住宅用地造成事業特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。  決算書の744ページをお開き願います。  歳入決算額の合計並びに歳出決算額の合計はゼロ円、予算執行率はともに0%でございます。  南郷グリーンタウン分譲地残り2区画が売却できませんでしたので、歳入歳出ともございませんでした。  以上で説明を終わります。 ○石橋 副委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○石橋 副委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成20年度八戸市住宅用地造成事業特別会計歳入歳出決算の質疑を終了いたします。  平成20年度八戸市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の審査に入ります。  歳入歳出の一括説明を求めます。 ◎工藤 市民生活部次長兼国保年金課長 それでは、平成20年度八戸市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について御説明を申し上げます。  決算書の754ページをお開き願います。  予算額決算額総括表でございますが、歳入決算額の合計は17億3029万2070円で、予算執行率は100%でございます。755ページに参りまして、歳出決算額の合計は16億6497万8942円で、予算執行率は96.2%でございます。その結果、歳入歳出差引残額6531万3128円は翌年度へ繰り越すものでございます。  756ページをお開き願います。  歳入について御説明を申し上げます。  第1款後期高齢者医療保険料は、被保険者が納付した保険料でありますが、徴収した保険料に占める特別徴収の割合は66.4%となっております。  758ページに参りまして、第2款使用料及び手数料は、保険料の徴収に係る督促手数料でございます。  760ページに参りまして、第3款繰入金は、後期高齢者医療制度事務執行に係る事務費及び被保険者の保険料軽減分に係る市負担分を一般会計から繰り入れるものであります。  762ページに参りまして、第4款諸収入でありますが、1項1目延滞金は、滞納保険料に係る延滞金でございます。  2項1目雑入は、臨時職員の社会保険料等徴収金及び後期高齢者医療制度について市が行った被保険者への周知対策のため、広域連合から受けた特別対策補助金であります。  764ページに参りまして、第5款国庫支出金は、後期高齢者医療制度市町村システムにおいて、国の特別対策等により必要となった改修費用を高齢者医療制度円滑運営事業費補助金として受けたものでございます。  次に、766ページをお開き願います。  歳出について御説明申し上げます。  第1款総務費でございますが、1項1目一般管理費は、職員7人分の人件費及び物件費でございます。  2項1目徴収費は、保険料の徴収に係る物件費等でございます。  768ページに参りまして、第2款後期高齢者医療広域連合納付金は、保険料等負担金及び広域連合に対する市町村事務費負担金でございます。  以上で説明を終わらせていただきます。 ○石橋 副委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○石橋 副委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成20年度八戸市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。  これをもって平成20年度八戸市各特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。  以上で認定第1号平成20年度八戸市一般会計及び各特別会計決算の認定についてに対する質疑は全部終了いたしました。  この際、暫時休憩いたします。         午後2時51分 休憩   ────────────────────         午後3時05分 再開 ○前澤 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。  これより認定第2号平成20年度八戸市公営企業会計決算の認定についての審査に入ります。  監査委員から審査意見の概要について説明を求めます。 ◎大野 代表監査委員 平成20年度八戸市公営企業会計決算及び経営健全化の審査につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず初めに、決算審査についてでありますが、八戸市自動車運送事業会計並びに八戸市立市民病院事業会計の各決算の審査に当たりましては、提出されました決算報告書、財務諸表、その他附属書類及び関係諸帳簿等のほか、定期監査や例月出納検査の結果なども参考として実施いたしました。  その結果、各企業会計決算は関係法令に準拠して作成され、その計数は正確であり、また、事業の経営成績及び財務状態も適正に表示しているものと認められました。  次に、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の施行による経営健全化の審査に当たりましては、提出されました各企業会計の資金不足比率とその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施いたしました。その結果、各企業会計とも、資金不足比率とその算定の基礎となる事項を記載した書類はいずれも適正に作成されているものと認められました。  なお、各企業会計における審査意見の詳細につきましては、お手元に配付してあります別冊の審査意見書に記述してございますので、省略させていただきます。  以上をもちまして、決算審査の概要説明を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。 ○前澤 委員長 この際、監査委員には必要に応じて出席を求めることにいたしますので、退席されて結構でございます。  また、理事者におかれましては、決算の審査に支障のない範囲で退席されて結構でございます。御苦労さまでした。  これより平成20年度八戸市自動車運送事業会計決算の審査に入ります。  理事者から説明を求めます。 ◎川村 交通部長 それでは、平成20年度八戸市自動車運送事業会計決算の審査に当たり、その概要を御説明申し上げます。  当市のバス事業は、都市機能の重要な役割を担う公共輸送機関として、市民の足を確保するとともに、市民に親しまれ、信頼される市営バスを目指し、鋭意努力を重ねてまいりました。  しかしながら、本年3月30日に発生いたしました当市営バスと貨物列車との衝突事故では、被害者並びに市民の皆様には多大なる御迷惑と御心配をおかけし、改めておわび申し上げます。  今後は、再発防止と信頼回復に向け職員一丸となって取り組んでまいりますので、委員の皆様には御指導、御支援のほどよろしくお願い申し上げます。  さて、バス事業は、近年の交通手段の多様化、少子化の進展などを背景に、利用者の減少に歯どめがかからず、経営環境は極めて厳しい状況に置かれております。  このようなことから、平成17年度から着手いたしました営業規模の縮小、職員の配置転換などを骨子とする経営改革は、平成20年度で4年目となりますが、徐々に改革の成果があらわれてきたものと考えており、今後とも引き続き経営の健全化を目指し努力してまいりたいと考えております。  それでは決算の概要につきまして、まず事業収支から御説明申し上げます。  収益は、運送収益が13億310万4000円で、前年度比3%の減となっております。これに運送雑収益、営業外収益を加えた総収益は18億1436万3000円で、前年度比6%減少いたしました。  一方、費用では、人件費が10億7897万9000円、前年度比11.4%の減、物件費は4億1016万円で、光熱水費などの減少により前年度比0.5%の減になっております。これらに減価償却費と営業外費用を加えた総費用は17億4225万5000円で、前年度比8.5%減少いたしました。  この結果、運送収益の落ち込みなどはあったものの、人件費の削減効果が大きく、7210万8000円の純利益を計上することができました。  次に、資本的収支でございますが、平成21年3月に稼働いたしましたバスロケーションシステムの導入並びに車両の老朽化に対応するためのバス購入に関するものが主なものでございます。  以上が平成20年度の八戸市自動車運送事業会計決算の概要でございますが、詳細につきましては次長兼運輸管理課長から説明させますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして、概要の説明を終わります。 ◎小林 交通部次長兼運輸管理課長 それでは、平成20年度八戸市自動車運送事業会計の決算について御説明申し上げます。  八戸市公営企業会計決算書の2ページ及び3ページをお開き願います。  まず、決算報告書について御説明申し上げます。  (1)収益的収入及び支出のうち、収入の部でございますが、第1款事業収益の決算額は18億5819万1529円、予算に対し988万4529円の増となり、執行率は100.5%でございます。  事業収益の内訳でございますが、第1項の営業収益は、乗合収入のほか、広告料などの運送雑収益で、決算額は13億6550万792円、執行率は100.7%でございます。  第2項の営業外収益は、一般会計からの補助金などで、決算額は4億9269万737円、執行率は100.1%でございます。  次に、支出の部でございます。第1款事業費の決算額は17億7569万1999円、不用額は6486万9001円となり、執行率は96.5%でございます。  事業費の内訳でございますが、第1項の営業費用は人件費、物件費、減価償却費が主なもので、決算額は15億9383万9083円、執行率は96.5%でございます。  第2項の営業外費用は、支払利息や退職給与金の繰延償却費及び納付消費税が主なもので、決算額は1億8185万2916円、執行率は96%でございます。  以上が収益的収入及び支出の概要でございますが、詳細につきましては、後ほど7ページの損益計算書のところで御説明申し上げます。  次に、4ページ及び5ページをごらん願います。  (2)資本的収入及び支出について御説明を申し上げます。  まず、収入の部でございます。第1款資本的収入の決算額は1億9163万2000円、執行率は100%でございます。  内訳でございますが、1項の企業債は、バスロケーションシステムの導入等の建設改良債で、決算額が1億2390万円でございます。  2項の補助金は、バスロケーションシステム導入に係る国庫補助金及び一般会計補助金で、決算額が6773万2000円でございます。  次に、支出の部でございますが、第1款資本的支出の決算額は3億5927万7909円、不用額は99万6091円となり、執行率は99.7%でございます。  内訳でございますが、第1項の建設改良費は、バスロケーションシステム導入費用などで、決算額は1億9894万9646円、執行率は100%でございます。  第2項の企業債償還金は、建設改良債に係る償還元金で、決算額は4443万1822円、執行率は100%でございます。  第3項の退職給与金は、平成20年度の退職者4人分の退職給与金で、決算額は9967万7916円、執行率は100%でございます。  第4項の開発費は、バスダイヤ編成システムの開発に係る経費で、決算額は1581万375円、執行率は94.1%でございます。  第5項の投資は、バス等車両に係る自動車リサイクル料金で、決算額は40万8150円、執行率は99.8%でございます。  なお、資本的収支において不足しました1億6764万5909円は、損益勘定留保資金及び一時借入金などで措置しております。  以上が資本的収入及び支出の概要でございます。  続きまして、7ページにあります損益計算書でございます。内容につきましては、お手元に配付しております別冊の決算資料に基づきまして御説明申し上げますので、別冊の資料のほうをごらんいただきたいと思います。  それでは、表紙を開きまして資料1をごらんいただきたいと思います。  表の一番左側に科目が記載されております。その右側の欄は平成19年度の決算額で消費税抜きのものでございます。太線を挟みまして中央の部分は平成20年度の予算額、予算執行状況、決算額となっております。このうち予算額は最終補正後の額で、予算執行状況とともに消費税込みであり、決算額は消費税抜きとなっております。
     太線を挟みまして右側の欄は、平成19年度決算額と平成20年度決算額とを比較した増減額並びに増減率でございますが、この部分をもとに御説明申し上げますので、こちらをごらんいただきたいと思います。  科目の一番上、(A)の事業収益でございますが、平成19年度と比較しますと、金額で1億1682万9566円の減収、率にして6%の減となっております。  内訳でございますが、科目の上から2番目の(B)営業収益では、金額で4192万4936円の減収、率にして3.1%の減となっております。  営業収益のうち、イの運送収益についての内訳でございますが、乗合収入は金額で3981万7349円の減収、率にして3%の減となっております。  ロの運送雑収益は、広告、諸手数料などでございますが、金額で210万7587円の減収、率にして9.9%の減となっております。  次に、科目(C)の営業外収益でございますが、経営改革の方針に基づき補助金が減額となったことなどによりまして、金額で7490万4630円の減収、率にして13.2%の減となっております。  続きまして、科目の中ほどの(E)の事業費でございますが、平成19年度と比較いたしますと、金額で1億6173万5352円の減少、率にして8.5%の減となっております。  内訳でございますが、科目(F)の営業費用では、金額で1億3546万7675円の減少、率にして7.9%の減となっております。  営業費用についての内訳でございますが、イの人件費は金額で1億3867万1837円の減少、率にして11.4%の減となっております。これは主に退職者の不補充や職員の配置転換による職員給与費の削減によるものでございます。  ロの物件費は、金額で226万8321円の減少、率にして0.5%の減となっております。これは下半期における原油価格の下落により光熱水費等が減少したことなどによるものでございます。  ハの減価償却費は、金額で302万214円の増加、率にして5.4%の増となっております。これは主に車両償却費が増加したためでございます。  ニのその他の経費は、金額で245万2269円の増加、率にして9.6%の増となっております。  次に、科目(G)の営業外費用でございますが、金額で2626万7677円の減少、率にして13.6%の減となっております。これは主に退職給与金等繰延償却費の減少などによるものでございます。  以上、徹底した経費の削減に努めました結果、下から4行目の科目(B)-(F)の営業損益では2億5364万5692円の損失、営業外損益を加えました経常損益並びにすべての収益、費用から見ました当年度純損益とも7210万8113円の利益を計上することができました。  以上で資料1の説明を終わりますけれども、これは決算書7ページの損益計算書の説明でございましたので、7ページそのものの説明につきましては省略させていただきたいと思います。  続きまして、決算書にお戻りいただきたいと思います。8ページをお開き願います。  平成20年度の欠損金計算書につきまして御説明申し上げます。  まず、欠損金の部でございます。前年度未処理欠損金は10億423万777円でございましたので、これに前年度欠損金処理額5億117万7590円と当年度の純利益である7210万8113円を加えました4億3094万5074円が当年度の未処理欠損金でございます。  次に、資本剰余金の部でございますが、Ⅰの受贈財産評価額における当年度発生高として、廿三日町バス停留所上屋取得額259万5024円を、Ⅱの国庫補助金における当該年度発生高として、バスロケーションシステム導入に係る国庫補助金額3386万2000円を、Ⅳの他会計補助金における当年度発生高として、バスロケーションシステム導入に係る一般会計補助金額3387万円を計上しております。  次の9ページの貸借対照表から27ページの企業債明細書につきましては、恐縮ですが、説明を省略させていただきます。  次に、お手元に配付しております先ほどの別冊の資料につきまして御説明申し上げます。資料1につきましては、損益計算書のところで御説明申し上げましたところでございます。  次のページの資料2は、平成20年度東北・北海道地区の公営交通バス事業の収支状況と市一般会計からの繰入金の状況でございます。  また、次のページの資料3は、当部における平成6年度以降の年度別乗合事業の概況でございます。これらの説明は省略させていただきますので、後ほどごらんいただきたいと思います。  最後に、資金不足比率につきまして御報告申し上げます。  資料4をごらんください。  平成20年度における資金不足比率は66.9%でございます。詳細につきましては資料を御参照いただきたいと思います。  以上をもちまして決算の説明を終わります。 ○前澤 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。 ◆坂本〔眞〕 委員 大変丁寧な御説明をいただいたのでありますが、給料、手当、賃金につきましては、これは独立の公営企業でありますけれども、八戸市の一般職と比べまして同程度に推移しているのか否かを御説明ください。 ◎小林 交通部次長兼運輸管理課長 事務職員につきましては、本庁の一般の事務職員、行政職の職員と同じ給料表を使っております。  その他の運送事業、運送指導員、それから運転技師、それから整備技師につきましては、企業職給料表の(二)を適用し、本庁の技能労務職員と同一の基準を適用してございます。  それから、臨時職員でございますが、運転補助員につきましては日額で、本庁職員と言いますか、平成9年度の初任給基準の単価に次年度以降の給与改定額を乗じて算定した額としてございます。  その他、事務の補助につきましては本庁の一般事務員と同額でございます。  また、整備等の技工職につきましては、本庁の技能職員の5%増、また、清掃作業員等につきましては本庁の技能職員から10%減というような給料表で適用してございます。  それで、経過でございますけれども、給与の総額でございますが、先ほども御説明申し上げましたけれども、総額では平成19年度と比較しまして11.4%の減、1億3867万円の減となっております。  また、経営改革を進める平成16年度決算時と平成20年度を比較いたしますと、総人件費では32.4%の減、手当は47.1%の減、賃金は約41.8%の減と、このような形になっております。  以上でございます。 ◆坂本〔眞〕 委員 説明が詳し過ぎてちょっと理解できなかったのですが、要するに私が申し上げたいことは、5%増、10%減というのは、交通部の職員一人一人については本庁と同じように、本庁が上がればそのように上がる、下がればそのように下がっているというふうな同じ扱いか否かということをお尋ねしていますが……。 ◎小林 交通部次長兼運輸管理課長 正職員、臨時職員とも、本庁と同様に人事院勧告に従って定期昇給してございます。  以上でございます。 ◆坂本〔眞〕 委員 それであれば結構でございます。ありがとうございました。 ○前澤 委員長 以上で事前通告による質疑を終わります。  ほかに御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○前澤 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成20年度八戸市自動車運送事業会計決算の質疑を終了いたします。  これより平成20年度八戸市立市民病院事業会計決算の審査に入ります。  理事者から説明を求めます。 ◎三浦 病院事業管理者 市民病院事業会計の決算について、調製者であります私から決算についてその概要を御説明申し上げます。  医療を取り巻く環境は、昨今の医師不足問題や、これに起因する医療の地域格差の問題、厳しい勤務環境にある勤務医の負担の問題、救急患者の受け入れ体制の確保の問題など、喫緊の課題に直面しており、厳しい状況下にあります。  当院におきましては、本年3月には青森県内初となるドクターヘリが配備されるなど、青森県南及び岩手県北地域の中核病院として、地域医療のさらなる充実と地域住民の健康の保持増進に努めておりますが、全国の他の自治体病院と同様に、医師不足の問題など多くの課題を抱えております。  決算内容については、後ほど、管理課長から詳細に説明させますが、平成20年度は公立病院特例債の発行、入院及び外来収益の増収、一般会計からの繰入額の増などにより、平成19年度末に約17億2000万円あった資金不足を解消いたしました。  平成20年度の当院の経営成績はかなり改善しておりますが、まだまだ取り組むべき問題も残っていると認識しております。今後も、八戸市立市民病院改革プランに沿って、さらなる経営健全化を推し進め、プランの目標であります経常収支の黒字化を達成したいと考えております。  それでは、平成20年度八戸市立市民病院事業会計決算の概要につきまして御説明申し上げます。  初めに収益的収入及び支出についてでありますが、事業収益は136億7568万9675円、事業費は138億2901万9528円であります。  次に、資本的収入及び支出についてでありますが、資本的収入は25億6558万8780円、資本的支出は19億681万3803円であります。この結果、平成20年度の経営成績は1億9010万4106円の純損失となりましたが、前年度比で6億7663万7068円改善しております。  以上、平成20年度の病院事業会計決算について概要のみを御説明申し上げました。  今後も当院の基本方針にある、良質な医療は健全な経営の上に成り立つという自覚を持って病院経営を行い、当院がこれまで担ってきた重要な役割を引き続き果たしていくことができますよう努めてまいりますので、よろしくお願いを申し上げ、事業概要の説明を終わります。  以上であります。 ◎松田 管理課長 それでは、平成20年度八戸市立市民病院事業会計の決算書について御説明申し上げます。  八戸市公営企業会計決算書の市民病院部分の2ページをお開き願います。  決算報告書は、消費税込みの予算額及び決算額となっており、備考欄に決算額のうち消費税額を内書きしております。  (1)の収益的収入及び支出の収入でございますが、第1款事業収益の決算額は136億7568万9675円で、予算に対して1億8255万3675円の増収で、収入率は101.4%でございます。  内訳は、第1項医業収益は、入院・外来収益のほか、室料差額収益、集団検診料などの公衆衛生活動収益、人間ドックなどの医療相談収益、分娩料、文書料及び救急医療に要する費用の市の負担金などで、117億9078万5109円でございます。  第2項医業外収益は、補助金、行政財産使用料、駐車場使用料並びに不採算部門運営に要する費用、企業債利子償還金、共済組合追加費用など繰入基準に基づく市からの繰入金などで18億8490万4566円でございます。  次に支出でございますが、第1款事業費の決算額は138億2901万9528円で、不用額は2億1163万8472円、執行率は98.5%でございます。  内訳は、第1項医業費用は、職員の給与費、診療材料及び薬品等の材料費、施設の管理運営等に要する経費及び減価償却費などで、130億3344万6605円でございます。  第2項医業外費用は、企業債及び一時借入金の利子償還金が主なもので、7億1930万2217円でございます。  第3項特別損失は、未収金不納欠損処分額などで、7627万706円でございます。  以上が収益的収支の概要でございますが、詳細につきましては後ほど損益計算書で御説明申し上げます。  次に、4ページをお開き願います。  (2)の資本的収入及び支出について御説明申し上げます。  初めに収入でございますが、第1款資本的収入の決算額は25億6558万8780円で、予算に対して6億966万8220円の減収で、収入率は80.8%となっておりますが、翌年度への繰越額に係る財源によるものでございます。  内訳は、第1項企業債は、公立病院特例債及び医療機器購入に伴う起債で、17億9970万円でございます。  第2項出資金及び第3項負担金は、企業債の元金償還に充てるため、繰り入れ基準に基づき一般会計から繰り入れたもので、出資金3億28万6000円、負担金3億1228万5000円でございます。  第4項補助金は、放射線治療システム購入に係る国庫補助金等で、1億4331万7780円でございます。  第5項寄附金は1000万円でございます。  次に支出でございますが、第1款資本的支出の決算額は19億681万3803円で、翌年度繰越額は5億6012万7000円、不用額は5397万1197円で、執行率は75.6%でございます。  内訳は、第1項建設改良費は、放射線治療システムなどの医療機器の購入費で、7億7263万7929円でございます。  第2項企業債償還金は、企業債償還金のうちの元金償還金で11億3417万5874円でございます。  次に、財務諸表の説明に移ります。  財務諸表は、実質的な経営成績及び財政状況を表示するため、消費税抜きの処理を行い、作成することになっております。  損益計算書について御説明申し上げますが、内容につきましては、お手元にお配りしております資料で説明をさせていただきます。  資料1-1をごらん願います。  この資料は、損益計算書をベースに、患者数等の業務内容を加えたものでございます。  まず、1の医業収益でございますが、決算額は117億7772万6172円で、前年度と比較しまして3億1965万601円、2.8%の増収でございました。  内訳ですが、(1)の入院収益は89億4938万476円で、前年度と比較しますと1億2449万443円、1.4%の増収となりました。年間延べ患者数は18万8933人と、前年に比較しまして987人減少しましたが、患者1人1日当たりの診療収入は902円上昇し、4万7368円となったことから増収となったものでございます。  (2)の外来収益は22億9088万9232円で、前年度と比較して1億1423万9478円、5.2%の増収となりました。年間延べ患者数は19万5125人と1万2532人減少しましたが、患者1人1日当たりの診療収入は1259円上昇し、1万1741円となったことから増収となったものでございます。  (3)のその他医業収益は、室料差額、人間ドック、集団検診、分娩料及び文書料等で、4億2430万8228円、前年度と比較して2119万4838円、5.3%の増収でございます。  (4)の他会計負担金は、地方公営企業法に基づき市から繰り入れしたもので1億1314万8236円、前年度と比較して5972万5842円、111.8%の増収でございます。  2の医業費用は決算額127億9003万9259円で、前年度と比較して2億941万3847円、1.6%の減でございます。  内訳は、(1)の給与費は65億9740万5558円で、前年度と比較して2億8875万6237円、4.2%の減でございます。退職給与金約3億1400万円の減が主なものでございます。  (2)の材料費は28億3852万544円で、前年度と比較して757万2802円、0.3%の減でございます。  (3)の経費は20億6239万7819円で、前年度と比較して5280万3273円、2.6%の増でございます。  (4)の減価償却費は12億2070万2611円で、前年度と比較して2732万3308円、2.3%の増でございます。  (5)の資産減耗費は、医療機器等の除却費と棚卸資産の減耗費で、1527万9000円、前年度と比較して267万1169円、21.2%の増でございます。  (6)の研究研修費は、医師、看護師、技師等の研修旅費などで、5573万3727円、前年度と比較して411万7442円、8%の増でございます。  1の医業収益から2の医業費用を差し引いた医業損失は10億1231万3087円で、前年度より5億2906万4448円改善されております。  次のページ、資料1-2をごらん願います。
     3の医業外収益は、決算額18億7790万6546円で、前年度と比較しまして2億462万9755円、12.2%の増収でございました。  内訳は、(1)の受取利息配当金は、銀行預金利子でございます。  (2)の他会計負担金は、地方公営企業法に基づき市から繰り入れしたもので、16億231万円、前年度と比較して1億8362万5000円、12.9%の増収でございます。  (3)の補助金は9121万5464円で、前年度と比較して2641万1464円、40.8%の増収でございます。  (4)のその他医業外収益は、行政財産使用料、駐車場使用料、医師住宅入居料、テレビカード使用料などで、1億8368万6208円、前年度と比較して609万9496円、3.2%の減収でございます。  (5)の他会計補助金は63万円で、オストメイト対応トイレ設備整備費補助金でございます。  4の医業外費用は、決算額9億7942万6859円で、前年度と比較しまして478万2402円、0.5%の減でございます。  内訳は、(1)の支払利息及び企業債取扱諸費は6億7326万2617円で、前年度と比較して2349万6469円、3.4%の減でございます。  (2)の繰延勘定償却は3415万円でございます。  (3)の雑支出は2億7201万4242円で、前年度と比較して1871万4067円、7.4%の増でございます。  資料1-1の最後の欄のA医業損失に医業外収益を加え、医業外費用を差し引いたB経常損失は1億1383万3400円でございます。  5の特別利益は、平成20年度はございませんでした。  6の特別損失は決算額7627万706円で、前年度と比較しまして1603万1778円、26.6%の増でございます。  Bの経常損失に特別損失を加えたCの当年度純損失は1億9010万4106円となり、前年度と比較して6億7663万7068円改善されております。  この結果、Dの前年度繰越欠損金にCの当年度純損失を加えたEの当年度未処理欠損金は134億9276万8309円でございます。  次に、資料1-3をお開き願います。資金不足比率について計算した資料でございます。  上段の収益的収支の純損失Aに、中段の資本的収支の収支差引Bを加え、中下段の減価償却費など現金の支出を伴わない費用Cを内部留保資金として充当いたしますと、Dの単年度資金収支となり、17億7283万101円でございます。  この資金収支の結果、平成20年度末の資金不足額Eは0円となり、資金不足比率も0%となっております。  次に、資料2をお開き願います。  この資料は、市から繰り入れられました負担金及び出資金並びに国、県、市からの補助金をまとめたものですが、上段の市からの負担金、出資金が23億2802万9000円、下段の補助金が2億3516万4000円でございます。  次に、資料3-1をごらん願います。  この資料は、過去6年間の入院患者数などの推移でございます。平成20年度の1日当たり延べ入院患者数は517.6人で、前年度と比較して減少しております。  下段のグラフは1日当たりの入院患者数と平均単価の推移を示したものでございます。棒グラフで示しております1日当たりの入院患者数は減少傾向であるものの、折れ線グラフの平均単価が年々上昇していることがおわかりいただけると思います。  次に、資料3-2をごらん願います。  外来患者数の推移でございますが、平成20年度の1日当たり延べ外来患者数は803人で、前年度と比較して減少しております。  下段のグラフは1日当たりの外来患者数と平均単価の推移を示したものでございます。外来の状況におきましても、棒グラフで示しております1日当たりの患者数は減少傾向であるものの、折れ線グラフの平均単価が年々上昇しております。  次に、資料3-3をごらん願います。  紹介率のグラフでございます。地域医療支援病院紹介率は、平成16年度に計算方法が変更となったため、一たん64.9%まで低下いたしましたが、その後は年々上昇し、平成20年度は85.7%となっております。  次に、資料3-4に参りまして、急患室の患者数でございますが、平成20年度は1万5272人で、増加傾向が続いております。下段のグラフは1カ月当たりの重症度別患者数の推移を示したものでございます。  次に、資料4をごらん願います。  こちらは平成20年度の県内主要自治体病院の収益的収支決算見込み額でございます。病院ごとの経常損益、純損失、累積欠損金、資金不足額、経常収支比率などを示しておりますが、参考としてごらんいただきたいと思います。  資料の説明を終わりまして、決算書に戻りますが、8ページの剰余金計算書から33ページの企業債明細書までは、恐縮ではございますが、説明を省略させていただきます。  決算の説明は以上でございます。 ○前澤 委員長 これより質疑を行います。  御質疑ありませんか。 ◆畑中 委員 1つだけ。五戸町と三戸町への医師派遣体制の構築ということで、これは今年度の事業になりますが、どのような見通しでしょうか。 ◎松田 管理課長 三戸中央病院と五戸総合病院への医師派遣ということでございますけれども、現在、三戸中央病院へは整形外科の医師を週1回派遣する予定で事務を進めているところでございます。五戸総合病院への派遣につきましては、ある程度長期間の派遣を想定してございますけれども、具体的な派遣方法は今後、五戸総合病院側と協議する予定となっております。  以上でございます。 ◆畑中 委員 なぜこういうことを聞いたかと言いますと、今でも市民病院も、医師の充足率が低いということで、特に麻酔科とか産科というところは大変だということだったのだけれども、こういう形でやれば、また―― まあ、これは科が違うかもしれないけれども、大変になるのかなということで、ちょっと聞きました。そこは十分であればよいのだけれども、今の構想は大変なことだと思ってお聞きしました。  いずれにしても、これから医師の問題はますます大変な状況になると思うので、これは前にも言ったんだけれども、もう少し体制を強化しないと、これは構想だけあってもなかなか実際は大変ではないかと。市民病院のほうも医師が足りないということなので、その辺は構想がなかなかそのとおり行くかどうかという問題もありまして、これはすぐ簡単には片づかないかもしれませんが、ちょっとその辺を心配したものだから聞きました。 ○前澤 委員長 ほかに御質疑ありませんか。 ◆山名 委員 外来患者数、そして給与費、医師不足、定住自立圏構想に係る対応、看護師の非常勤職員等についてということで質問させていただきたいと思います。  まず外来患者数につきましては何回か質問してきましたけれども、1日1000人を超えているときには、意識的に1000人ぐらいにしようということで減らしてきたと思うのですが、その後、平成20年度は800人ぐらいに落ち込んでいるというようなことで、これは意識的に減らしているものなのか、患者のほうが控えて減っているものなのか、どうなのでしょうか、その辺をちょっと説明していただきたいと思います。 ◎松田 管理課長 山名委員にお答えいたします。  外来患者数の減少についてということでございますけれども、当院では平成14年に地域医療支援病院の承認を受けましてから、地域内での医療機関ごとの役割分担ということで、紹介患者に重点を置いた診療を進めてきたところでございます。  この結果、比較的軽症の患者は各診療所で治療をしていただき、より重症で治療に多くの人手と時間が必要となる患者を当院で引き受けるという地域医療連携を推進している結果が、こういう患者数の減少ということになったものと思っております。  ただ、患者数は減少してございますけれども、患者1人当たりの診療単価は年々上昇して、そのことが外来収入の増収につながっているというふうに考えてございます。  以上です。 ◆山名 委員 医療連携というようなことで努力しておられることは、それはそれで結構なことだというふうに思っています。ただ、今後を見ましても何となく減っていくような感じがしていましたけれども、病院にとって適正な1日の外来患者数みたいなものがあろうかと思います。その辺はどう考えているのでしょうか。 ◎松田 管理課長 まず、外来患者数につきましては意識して減らしているということではございませんけれども、先ほども申し上げました医療連携、紹介、逆紹介を推進した結果がこういう数字ということで、適正かどうかということになりますと、現状がこういう形になっているという御説明になるかというふうに思います。  以上です。 ◆山名 委員 以前から外来患者を減らすことによって、ある程度収益が上がってくるというような説明は受けていました。そういう意味では800人ぐらいに減ってはいるけれども、収益は上がっているということでは、医者は体力的にも楽だし、それはそれで結構だと思うんです。ただ、素人考えにすれば、もう少しふやせばもっと収益が出てくるのではないかというふうに単純に考えたりもするものですから聞いたわけです。  次に、給与費の関係ですけれども、何%か下がっているというようなことで、それなりの努力はされていると思いますが、トータルですから、医師のほうの給与は上げて、看護師のほうは、例えば臨時とかに切りかえて減っているものなのか、あるいは退職者の補充というものを抑えながら、人数的にセーブをして、相対的に下がっているというふうなことなのか、ちょっとそこら辺の説明をお願いしたいと思います。 ◎松田 管理課長 給与費につきましては、医師の数も看護師の人員もかえってふえている状況でございますけれども、平成20年度に給与費が大きく減少した主な要因としましては、退職給付金が平成19年度に比較しまして3億1400万円ほど減った関係で給与費全体が下がったということでございます。 ◆山名 委員 数字的に見て、その辺があるのかなとは思っていましたけれども、大体納得しました。  あとは医師不足の件について、畑中委員も言っていたように、東奥日報の記事にも、八戸の場合は85.6%ぐらいというようなことで医師が不足している、充足率が低いというようなことで載っていますし、市民病院のホームページを見ましても、22人の医師を公募していると。プラス、がん化学療法センターを開設するために2人ぐらい公募しているというようなことで、次の定住自立圏構想にもかかわってくるのですが、一般質問の再質問でやったけれども、時間の関係で答えていただけなかったということもありますので、その辺の見方をちょっと伺いたいと思います。 ◎松田 管理課長 まず、当院の医師の充足状況について御説明をしたいと思います。現在、正職員の医師が84名、研修医等の臨時の医師が41名、合計で125名が在籍してございます。これは医療法上の必要数ということになりますと、計算では49人になりますので、充足率は255%となります。  ただ、施設運営上、麻酔科、小児科、精神科など一部診療科では不足しており、増員が必要な状況でございます。  定住自立圏構想との兼ね合いでございます。もちろん手薄になっている診療科から医師を派遣することはできないわけですけれども、診療科によっては派遣が可能な科もございます。定住自立圏構想の中の各自治体病院が連携して地域の総合的な医療体制の整備を図るという趣旨に沿いまして、中核病院として可能な範囲でその役割を果たしてまいりたいというふうに考えてございます。  以上です。 ◆山名 委員 そこらは十分に配慮をしてよろしくお願いしたいというふうに思いますけれども、本会議でも言ったように、鳥取県の米子市で医師が一遍に4人やめてしまったというようなことで、やはりそこのところも、月10回程度の夜勤になっていたということがネックになり、体がもたないというようなことでした。特に八戸の場合も、麻酔科の医師が、急に県のほうに引き揚げになったり定年退職というようなことで、少ない体制になっていると。それで夜勤がまた月10日ぐらいというようなことで、大変厳しい状況になっているのかなというふうに思っていますけれども、その辺はどうなのでしょうか。 ◎松田 管理課長 まず現在の医師の当直の回数、頻度からちょっと御説明をしたいと思います。平成20年度の実績では、病院全体では、医師の宿直が1カ月当たり平均2.4回、日直が0.8回となっております。  あと、麻酔科でございますけれども、委員御指摘のとおり、今、日直、宿直の回数が多い先生もいらっしゃいます。確かに昨年は麻酔科の引き揚げなどがございまして、大変だったわけですけれども、今年度は常勤の正職員が4月から2名、それから臨時医師が3名、それから派遣医師が3名ということで、派遣医師を常勤に換算して合計しますと6.4人の体制になりました。これは平成20年度に比較しまして4.8人増員された計算になりますので、徐々に体制は強化されているということでございます。  以上です。 ◆山名 委員 ありがとうございました。世間的にも医師不足は大分騒がれていますし、そういう意味ではちょっと心配していましたけれども、今のお話を聞いて、結構充足しているのだなというようなことで、まあ、安心しました。  しかし、余り無理をしないで、ドクターヘリ、ドクターカー、医師の派遣ということで、これまた大変だなと思うけれども、それだけ市民病院の役割というものは重要だし、また、県内にとっても必要なのだということで、非常によいことだと思いますけれども、無理をして、医者がいなくなってしまえば、これはまた困りますので、ひとつその辺はよろしくお願いしたいと思います。  最後に看護師の非常勤職員についてですが、以前にも聞きました。その後の状況をお知らせいただきたいと思います。 ◎松田 管理課長 まず看護師の臨時職員の割合でございますけれども、平成21年4月現在で、看護職員数の合計は517人でございます。このうち臨時職員は、アルバイト61名、パート29名の合計で90名となっておりまして、臨時職員の比率で言いますと17.4%になっております。  ちなみに、平成20年度は18.5%でございましたので、平成21年度に入りまして、また比率が少し下がったというふうな状況でございます。  以上です。 ◆山名 委員 ある程度セーブをしながら来ているということですので、結構だと思います。いずれ私も市民病院のほうにお世話になるときがあろうかと思いますので、その節はよろしくお願いして、終わりたいと思います。 ○前澤 委員長 ほかに御質疑ありませんか。 ◆坂本〔眞〕 委員 恐縮です、前にも何回か取り上げていることですが、押さえで確認させていただきますが、医師給・看護師給について他の公立病院に比してどうかと、的確、明確、簡潔にお願いします。 ◎松田 管理課長 医師の給与ということでございます。6月定例会でもお答えをしてございましたけれども、青森県が編集しております平成19年度市町村立病院経営便覧の中に今いろいろデータが載ってございます。当院の医師の平均給与は128万2000円ということで、県内平均が154万6000円でございますので、平均より低い水準にございます。ただ、青森市民病院、弘前市立病院など都市部との比較では、ほぼ同水準でございました。  あと、看護師の給与では、当院が正看護師で50万9000円、県内平均が47万8000円と、平均よりやや上回っている状況でございます。都市部との比較では、青森市民病院が50万7000円、弘前市立病院が56万4000円というふうな状況になってございます。  以上です。 ◆坂本〔眞〕 委員 もう何回もやっていることですから、要望だけ申し上げます。何のために御質問しているか、これはもうこういう意識を皆さんに持っていただきたいという私の思いで何回も取り上げておりまして、公立病院が県内に28ある中で、医師の給与は下から2番目ということは、もう明らかな事実でありまして、ただ、都市部ということで、県内旧3市、青森、弘前、八戸の中では、まあ、真ん中ということでございます。  しかし、全体に医師が不足していく、これからも不足していく中で、目標を定めて引き上げていかないと、もう引き上げられないと。院長その他の方々のこれまでの人脈その他によって、いろいろな形で引っ張ってくる、その病院の中の取り組む姿勢、意識の高さで医師をつなぎとめる、それからドクターヘリ等をやっておりますが、高度医療を行うことによって、研究者としての思いにこたえるということで、またつなぎとめるということをずっとやってきているわけですけれども、その中にあって、他の公立病院でもありますが、医師が突然、もう限界だと言って引いてしまうということが、もうあちこちで起きているわけです。  ですから、明確に―― 多分今はないと思うので、これは聞きませんが、例えば5年後にはどこまで引き上げる、10年後にはどこまで引き上げるということを明確に意識を持たないとできないだろうと。次の機会には、ありますかと聞きますが、きょうは聞きませんので、その辺の御検討をお願いして、終わります。  以上です。 ○前澤 委員長 以上で事前通告による質疑を終わります。  ほかに御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○前澤 委員長 御質疑なしと認めます。  以上で平成20年度八戸市立市民病院事業会計決算の質疑を終了いたします。  以上をもって認定第2号平成20年度八戸市公営企業会計決算の認定についての質疑は全部終了いたしました。  これをもって認定第1号平成20年度八戸市一般会計及び各特別会計決算の認定について並びに認定第2号平成20年度八戸市公営企業会計決算の認定についてに対する質疑は全部終了いたしました。  この際お諮りいたします。  明日午前11時より総括意見を徴したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○前澤 委員長 御異議なしと認めます。  よって、そのように決定いたしました。  本日はこれにて終了いたします。         午後4時12分 散会...